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翠碧色の虹
第二十幕:ふたつの虹の大切な夢
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美さんが居た。

心桜「お兄さん!」
時崎「あ、天美さん。どうしたの?」
心桜「あたし、今日はこれで帰るから!」
時崎「え!? もう帰るの?」
心桜「うん。笹夜先輩を駅まで送ってから帰るよ!」
時崎「そうなんだ。駅なら俺も一緒していいかな?」
心桜「ん? もちろんいいよ!」
時崎「七夏ちゃんも一緒にどうかな?」
七夏「えっと、ごめんなさい。ちょっと済ませておきたい事があって・・・」
時崎「そう・・・」
七夏「柚樹さん、ここちゃーと笹夜先輩のこと、よろしくお願いします☆」
時崎「え!? あ、ああ。分かったよ」

七夏ちゃんの用事を聞いて手伝っても良かったのかも知れないけど、天美さんと高月さんの見送りを頼まれたので、それに従う・・・駅の撮影も行っておきたかったので、二人を見送った後に撮影を行おうと思う。

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

笹夜「お世話になりました♪」
凪咲「こちらこそ、ありがとうございました」
心桜「また、花火大会の時は、よろしくお願いします!」
凪咲「ええ。是非!」
七夏「柚樹さん! ここちゃーと、笹夜先輩のこと、よろしくです☆」
時崎「了解!」
心桜「それじゃ!」
笹夜「失礼いたします」
凪咲「また、いらしてくださいませ!」

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

心桜「んー・・・まだちょっと、肩がヒリヒリするよ〜」
笹夜「心桜さん、日焼け止め、使います?」
心桜「ありがとうございます! でも、それって日焼け前に使う方が・・・」
笹夜「さらに日焼けしないように・・・です♪」
心桜「そっか。でも今は服着てるから大丈夫!」
笹夜「心桜さんも、日傘を使えばいいと思うわ♪」
心桜「あはは・・・あたしに日傘は似合わないと思います」
笹夜「そうかしら?」
心桜「それに、身動き取りにくくなるし」
笹夜「なるほど♪心桜さんらしい♪」
心桜「お兄さん!」
時崎「え!?」
心桜「どしたの? さっきから黙ってるけど?」

天美さんのフォローが入る。

時崎「ありがとう。天美さん!」
心桜「ん?」
時崎「高月さんも!」
笹夜「え!?」
時崎「この三日間、とても楽しかったよ!」
笹夜「・・・はい♪」
心桜「そう言えば、お兄さんと、笹夜先輩って、まだ会って三日なんだよね〜」
時崎「そう言われれば・・・まだ、ほぼ初対面って事か・・・」
笹夜「そう・・・ですね。色々と失礼があってすみません」
時崎「いや。こっちこそ・・・」
心桜「花火大会の時までお兄さんがこの街に居れば、また会えると思うよ!」
笹夜「時崎さんは、ご旅行ですよね・・・いつまでこの街に?」
時崎「旅行自体は、当初一週間の予定だったけど、予定を変更して延長・・・かな」
心桜「そうなんだ?」
時崎「凪
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