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翠碧色の虹
第二十幕:ふたつの虹の大切な夢
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行やイベントでの思い出も大切だけど、普段の七夏ちゃんの様子も大切に想いたい。

笹夜「おはようございます♪」
時崎「おはようございます! 高月さん!」
笹夜「七夏ちゃんと撮影・・・かしら?」
時崎「え!? まあ、そのなんというか成り行きで・・・」
笹夜「〜♪」
時崎「高月さんも、一枚いいですか?」
笹夜「え!? 今・・・ですか!?」
時崎「はい。是非!」
笹夜「今、起きたばかりで・・・髪も整ってなくて・・・その・・・」
時崎「無理なら、断ってください」

高月さんは、少し考えた後、七夏ちゃんの方を見て・・・

笹夜「時崎さん・・・写真、お願いします♪」
時崎「え!? いいの?」
笹夜「・・・はい♪ お願いします♪」
時崎「ありがとう! 高月さん!」

・・・高月さんは、何かを気にしている様子・・・それは恐らく・・・高月さんがここで写真撮影を拒めば、七夏ちゃんに影響があると思ったのだろうか・・・。

笹夜「それでは、失礼いたします♪」
七夏「朝食、用意しますね☆」
時崎「ありがとう! 七夏ちゃん!」

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

凪咲「おはようございます」
心桜「おはようございます! あれ? 今日は洋食なんだ」
七夏「くすっ☆ ここちゃー昨日、洋食の事をお話してましたから☆」
心桜「あはは! わざわざありがとー! つっちゃー」
凪咲「ごはんもありますので、よろしければどうぞ!」
心桜「あたし、今日はパンにする!」
七夏「はい☆」
笹夜「おはようございます♪」
心桜「笹夜先輩! 今朝は洋食みたいだから沢山食べれますよねっ!」
笹夜「え!?」
七夏「ここちゃー、笹夜先輩は特に和食が苦手な訳ではないと思います」
笹夜「ありがとう。七夏ちゃん♪」
時崎「ここでの洋食は初めてかも・・・いただきます!」
七夏「くすっ☆」

朝食を頂いている間も、俺は七夏ちゃんの様子を気にしていたけど、特に今までと変わった様子は無い。このまま、特に変わる事がなければ良いのかも知れないけど、何か引っ掛かりがあってすっきりとしない。もう少し様子を見てみようと思う。

心桜「あっと言う間だったね〜」
七夏「はい☆」
笹夜「とっても楽しかったです♪」
心桜「次は花火大会の時だねっ!」
七夏「くすっ☆」

花火大会・・・か。また三人で集まる予定でもあるのかな? いずれにしても、この三人と一緒に過ごす一時を大切にしたい。
朝食を頂いた後、自室に戻り、デジタルアルバム作成作業に入る・・・。午前中は三人ともお部屋でのんびり過ごしているのだろうか?

しばらく、アルバム制作に集中していると、トントンと扉が鳴った。

七夏「柚樹さん!」
時崎「七夏ちゃん!」

扉を開けると、七夏ちゃんと天
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