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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0231話『空母棲姫の攻略と伊400との邂逅』
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のは少し嬉しいんだ」
「そうか……その気持ちは分かる。あのレイテだものな」
「うん……」

それっきり日向さんも考え事をしていたのか黙り込んでいたけど別に悪い気はしなかったのでこのまま進んでいこうか。
そんな時に、

「瑞鶴さん! 空母棲姫の一団が見えましたよ!」
「わかった! それじゃみんな! さっさと倒してシオイのお姉ちゃんを見つけてあげようか!」
「「「はーい!」」」

そして空母棲姫と接触する。

「ヒノカタマリトナッテ……シズンデシマエ……」
「誰が! みんな、艦載機発艦!」
「「「うん!」」」

私と千代田、千歳、瑞鳳で艦載機を発艦していき制空権を確保する事に成功する。
同時に、

「秋月! 防空頼んだわよ!」
「了解です! お任せください!! 長10p砲ちゃん、いくよ! てぇッ!」

次々と艦載機を撃ち落としていく秋月。
成長したわねほんとに……。

「それじゃ第二艦隊のみんなお願いね!」
「お任せください! みなさん、まいりますよ!」

大淀の号令で次々と攻撃を開始するみんな。
私達も艦載機を発艦させていく空母棲姫たち深海棲艦の攻撃をほとんどさせないで進行していく。
そして、

「クッ……ナマイキネ……」

と、そんな感じで空母棲姫を倒すことに成功する。
でも、まだ伊400は出てこなかった。
まだ足りないみたいね……。
それなら何度でも叩くだけよ。
それから私達は何度も空母棲姫を叩きに同じ海域を周っていた。
試行錯誤する事20周目を迎えた頃にいつものドロップとは違った感じがしたのでもしやと思う。
光りが溢れてきて人型を形成していき、そしてそこには一人の水着を着た女の子がいた。
その子はシオイに似た顔立ちで「ああ……やっぱり姉妹なんだな」と思わせる感じだった。
目を開いて、こちらに気づいたのか笑みを浮かべながら、

「みなさん、ごきげんよう。潜特型の長女、一番艦、伊400です」
「やっと出てくれたか。会えて嬉しいぞ。伊400」
「はい。私もみなさんと出会えてうれしいです」

どうやらシオイとは違ってお淑やかな感じの子なんだね。

「それでだが今後はお前の事を何と呼べばいいか……?」
「そうですね。ん…。し…お……ん? そう…しおん…とお呼びください」
「わかった。それではシオン。提督とシオイが待っている。私達の鎮守府へと帰るとしようか」
「わかりました。シオイにも会えるんですね……嬉しいです!」

いい笑顔ね。そして空母棲姫も倒した事だからこれで第三海域も終了という事になるのね。
少しだけ良い気持ちだわ。
鎮守府に帰るとさっそくとばかりに、

「お姉ちゃん! 会いたかったよ!」
「シオイ! 私もよ!」

二人で抱きしめ合
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