暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリア ~とある武偵の活動録~
~Crime-solving with three bus hijacking - S ranks~
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な、ビリヤードっぽいだろう?

なんて言ってる場合じゃない。次だ、UZIの機動力を無くし、ルノーをパンクさせ−ようと思った時。

−バギュン!バギュン!

アリアのガバメント−.45ACP弾が、UZIを破壊する。
そして、

『私は1発の銃弾』

『銃弾は人の心を持たない。故に、何も考えない−』

『−ただ目的に向かって飛ぶだけ』

来た、レキが狙撃するときの癖だ。詩のようなものを呟き−直後、

−タァン!

レキのドラグノフが、ルノーのタイヤをパンクさせる。
パンクしたルノーは突如スピンし、ガードレールにぶつかって爆発した。

『私は1発の銃弾……』

第2弾、来るぞ。ぱっ、ぱっぱっ。と銃口を3度光らせたあとに、

−ギン!ギンギギン!

一拍遅れて、着弾の衝撃が伝わってくる。

ガンッ!ガンガラン! と何かの部品が落ちる音がして、
道路に転がっていく。爆弾だ−。

『−私は1発の銃弾−』

ギンッ!部品から火花が散り、サッカーボールのように飛び跳ねた爆弾は−橋の中央分離帯、その下へと落ちていく。

−ドオオオオオオオンッ!!!

バスは次第に減速し、止まった。中からは武藤の歓喜の声と、乗客の皆の声が聞こえる。

「ひとまず…一件落着、だな。アリア」

「そうね。っていうかあんた、さっきのどうやったの?」

銃弾逸らしの事か。

「UZIの9mm弾に自分の弾を当てた」

「よく見えたじゃない。しかもそれを当てるなんて」

「まぁ…な。さて…レキ、撤収していいぞ。負傷者の確認と後始末は衛生科(メディカ)鑑識科(レピア)に任せる」

『分かりました』

そう答えた後、ヘリは女子寮の方へ向かっていく。

「じゃあ、あたしも帰るわ」

「だったら、俺はC装備を強襲科(アサルト)に戻してから帰る」

「いってらっしゃい」


−C装備を強襲科に戻した後、ちょっと気になる事が
あったので…ある人を呼び出した。そのため今、女子寮前の温室に向かっている。 ここはいつも人気が無く、待ち合わせにはうってつけなのである。

「理子」

「あっ!あっくぅーん!」

手を振りながら大声でそのあだ名を言うか…!

−コイツはアリアと変わらないくらいちっこい。うん、
まるでロリのようだ。あ、ロリか…クラスのあだ名が
『ロリ顔巨乳』だった気がする。
二重の目は大きく、金髪のツーサイドアップにツインテールを増設した欲張りというかなんというか−な髪型である。ちなみに美少女の部類に入る。

「安定の改造制服かよ…」

「これは武偵高の女子制服・白ロリ風アレンジだよ!いいかげんロリ服の種類くらい覚えようよー」

「覚えて何の得があ
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