幕間04 奉仕女官による筆おろし講座
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両手で極上の美乳を揉む。
「あっ、んん……そうです、あまり強すぎると痛みを与えてしまいますから……」
美しい女体を傷つけぬよう気を付けるが抑えられていた欲望のコントロールがもどかしい。
「んはぁ……でも、少しくらい乱暴いいですよ、伏見様……あんっ」
すみれの言葉に感謝しながら欲望と学習の意識を半々にして夢中で胸を揉む。
その姿に母性が刺激されたすみれが自然に手をのばして伏見の頭を撫でる。
「んむ、すみれの手、温かいよ」
彼にそう言われて、ようやく自分の行動に気づいて顔が赤らむ。
半分は奉仕女官としての仕事だが、強制などではなく希望した役目だった。
飛び級で海軍兵学校に入学しドクツ帝国に留学した俊英。
若くしてエリート街道を進む伏見空はその中性的な美人顔と相まって女性の人気が昔から高かった。
しかし女性との浮ついた噂は何一つなく、帝都を離れ留学している間は実は男色家ではないかという一部で囁かれていた。
その根も葉もない耽美な噂により一部の女性の人気が熱狂的に高まったことなどは幸いながら本人は一切知らない。
帰国後にはストーカーの熱心な調査によりその誤解も噂に過ぎなかったと流れたが、
自ら率先して前線に立ち部下と苦楽を共にするのを厭わない姿勢は一部腐女子たちの妄想を掻き立てていた。
本人は自覚が薄いが下位士官や兵卒の女性たちからすると伏見空という人物はあまりにも高嶺の花なのだ。
女遊びも一切せず、真面目に仕事に取り組み出世街道を突き進むエリート。
そんな彼が純潔(童貞)であろうことは本人が知らないだけで広く知られていた。
今まで手の届かなかった男性が単に女性に奥手なだけだったと知った。そして自分に甘えてくれる。
見た目的な可愛さと相まって心の底から彼女の愛情を刺激するのだ。拙い愛撫に彼女も静かに高まっていた。
このままだと仕事を忘れて楽しんでしまいそうだと感じたすみれは少しだけ気を引き締める。
「いずれは胸の愛撫や胸を使った奉仕もご希望であれば指導させて頂きますが、
まずはセックスを学んでいただきます」
ゆっくり押し倒すと、その上にまたがる。
「セックスの基本は男性が上になる正常位が一般的でしょうが、
今回は騎乗位で伏見様には分かりやすいように説明させていただきます」
すみれが和服の汚れを防ぐ襦袢をめくりあげると、そこには下着が無かった。
今日の指導の為に初めから身に着けていなかったのだ。
「女性のほうもセックスの前には前戯をして濡らさなければなりませんが、
今日はこのまま進めさせていただきますね」
「えっ、大丈夫なの? 無理しなくていいよ」
「はい。恥ずかしながら、伏見様への奉仕だけで濡れてしまいました」
もしか
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