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エロゲー世界に神様転生って勝ち組じゃないのか?
第05話 イベントフェイズ Ev01
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る現陸軍長官の山下利古里ちゃんとは……。
たしかに互いに家格とか役職とかで同年齢で釣りあう相手って少ないよね?

陸海で門閥とか軍政的にどうなのかって思うけど……

全く問題ありません!! エロゲーにリアリティなんてクソくらえだ!!

だって年齢も二つ年下の21歳。身長は同じくらい?
誰もが羨む黒髪ロングの美しい女性でスタイルも抜群。

性格は気合や根性を重視する精神論者な彼女とは
そりゃ合わない面もあるだろうけど、
お見合いでの初々しい着物姿にノックアウトですよ。
原作ではもっさい軍服姿しかグラフィックがなかったけど、
黒髪和服美人とお見合いできるんだから転生したかいがあった!!

古風な老舗料亭で仲人を交えてのお見合い初日。
仕事以外で話すのは何だか新鮮な気持ちでワクワクする。
僕としては結婚を前提として真剣な交際に異存は一切ないことを伝える。
とりあえず一度はデートしようってことになった。

お見合いの翌日に司令部で顔を合わせたら
頬を赤らめて恥ずかしそうに目をそらす彼女はメチャクチャ可愛かった。

山下利古里 →☆
―――――――――――――――



――――猫を乗せた博士――――

軍令部で白衣姿の女の子に突然捕まって声をかけられる。
振り返ると珍しく僕よりかなり背が低い。
情けないことだけど少しだけ嬉しく感じながら目線を下に向ける。

平賀津波(オザワ ツナミ)、技術中将。年齢は不詳。
僕よりも小さくて幼い体形だけど、
年齢は年上で、たしか…………ごほんごほん。

そうそう。
喋っているのは目の前の女性ではなく
頭の上に乗った猫-久重-である。

喋る猫って可愛いな。僕もペットに欲しい。

彼女は軍技術研究所の所長で技術総監でもある。
日本帝国が誇る天才科学者であり、
医務局長の戸塚文雄、軍医中将と並んで
化学の戸塚、技術の平賀と呼ばれる双璧だ。

話を聞くと前任の軍令部総長は少々ケチな人物で、
戦艦の数だけ増やすことばかりに夢中の男だったらしい。

曰く、肝心の研究開発費に金をかけない愚か者。

ドクツ第三帝国の例を挙げるまでもなく
これからの戦争は技術力に優れた国が有利になるのは明白だ。

ようするに今のうちから
軍事技術研究部に充分な予算を投資しろとのことだ。

「金を出す気になったら私の研究所に来るがよい」

といって彼女は去っていた。

研究開発予算の増加については以前から御前会議でも提案しており
翌日に資料を持って彼女の研究所を訪れる。

軍令部としても日本の科学技術力が
ガメリカ、エイリス、第三帝国に比べて劣っていると認識していること。
対ガメリカとの戦争が始まる可能性が高いこと。
開戦後
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