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DQ8 呪われし姫君と違う意味で呪われし者達(リュカ伝その3.8おぷしょんバージョン)
第七話:安心感の違いは否めない
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「その点も問題無いでしょう」
いや、神々を見下してる時点で、十分に大問題でげすよ。
「ウルフ殿は、各世界の神々とリュカ様……どちらかを敵に回すとしたら、どちらを選びますか?」
「神々! アイツ等アホだから」
即答でがすか!? しかも余計な一言付き……
「当然の選択ですね。しかしそれはマスタードラゴン様も同様でしょう」
「ふむ……ヒゲメガネもリュカさんを敵に回そうとは思わないだろうな」
先程から聞いてると、マスタードラゴン様という神様と、ヒゲメガネが同一人物に聞こえてくるでげすが?
「現在、我がグランバニアでは……宰相閣下の策略により超絶兵器が誕生してしまいました。この兵器が後の世で悪さをしない為には、今のうちから手を打っておく必要が求められます。勿論それを行うのは我等が主君であらせられるリュケイロム陛下です。ここまでは良いですか?」
「まぁ……実際、俺の策略だし……お前の言い方にトゲが含まれてる事は無視しよう」
「では続きを……リュカ様が行う政策は如何様な物になるのか? こればかりは私などには判りかねますが、壮大である事は容易に想像出来ます。 ……って、事はですよ! そんな壮大な政策を行うに辺り、最も働かせたいウルフ殿が不在な状況を如何に考えるでしょうか?」
「なるほどラン君! お父さんの性格からすると、突然居なくなったウルポンを戻そうとヒゲメガネさんに詰め寄るって事ね」
「詰め寄る程度で済めば幸いでしょうな」
神様に対してなのに!?
「つまりは、ウルフ殿を元の世界に戻すのは絶対条件であると思います。でなければ、マスタードラゴン様はリュカ様を敵に回す事となり、間違いなく敗れるでしょうからね」
神様が敗れると言い切れるなんて、如何いう人物何でげすか?
「ラングの言いたい事は解った。今回の冒険は比較的危険では無く、アホ鳥を探し出せば俺等は帰れる可能性が大きいって事だな」
「私の私感ですが、かなり的を射てると思いますよ」
「私感で構わない……俺も同じ様に思えてきたし。それよりリュリュさんは如何思いますか?」
「え、私!?」
あからさまに何も考えてなかったリュリュ姐さん……
「え〜っと……私は〜……」
「俺が聞きたいのは、比較的危険が少ないとは言え、冒険に出る訳ですから多少の怪我などを被る可能性があると言う事です。それでも構いませんか?」
「なに? 急に私の心配ですかぁ〜?」
「そりゃ心配だよ。リュリュさんは俺の主君の大切な娘で、こう言った大きな冒険は初めてなんだからさ……怪我でもされたらと考えると、心配でさ」
おや? 仲が悪く見えてたでがすが、本当はウルフの旦那は惚れてるんでげすか?
「……い、今更、私に優しくしたって、私はウルポンの事キライだからね!」
「それは
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