第三章
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よ」
「何でもいいから決めたい」
「決めて楽になりたい」
「そう思ってだったのね」
「あみだにしたの、けれどね」
それでもというのだ。
「それで上手くいってよかったわ」
「そうよね」
「写真撮らせてって言う位の人もいるし」
「流石にそれは私達自身に許可してからにして欲しいけれど」
「それだけいいってことだし」
「よかったわ、それじゃあね」
自分が今被っているピンクのショートのウィッグを触りつつ言う佳奈だった。他の面々もそれぞれピンク、金色、赤、黒、青、緑のウィッグを被って衣装を着ている。どのウィッグもそれぞれヘアスタイルが違う。
「これから同人誌売りましょう」
「私達が売り子になって」
「そのうえで」
「そうしましょう、こっちも頑張ったり」
締め切りぎりぎりまで死ぬ思いをして描いたのだ。
「じゃあね」
「ええ、皆でね」
「頑張って売りましょう」
「売り子の方も頑張って」
「そうしてね」
他の面々も佳奈の言葉に笑顔で頷いた、そしてだった。
佳奈も友人達もそのコスプレの恰好で売り子も頑張った、そうして他のサークルの同人誌も買いコミケの楽しみを満喫した。
コスプレ衣装 完
2017・11・22
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