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東京レイヴンズ 異符録 俺の京子がメインヒロイン!
邯鄲之夢 3
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芳に京子の歯、秋芳に京子の舌、秋芳に京子ののど、秋芳に京子の肩、秋芳に京子の腕、秋芳に京子の手、秋芳に京子の指、秋芳に京子の胸、秋芳に京子のへそ、秋芳に京子の腹、秋芳に京子の尻、秋芳に京子のもも、秋芳に京子の脚、秋芳に京子のふくらはぎ、秋芳に京子の足、秋芳に京子の吐息、秋芳に京子の声、秋芳に京子、京子、京子――。
倉橋京子という大好物を前にした秋芳は読書を即座に中断。京子の身体に手をまわして寝台にやさしく押し倒そうとした矢先、不埒な気配を察した京子は素早く身をひるがえしてその魔手からのがれた。
「きゃっ、んもう夢の中だからってそういうことしないの」
「ちょっと押し倒して全身にキスするだけだよ」
「そんなことされたら皮膚妊娠しちゃう。ううん、いまのあなたなら視線でだってあたしをママにできそう。すんごいギラギラしてる!」
「それはためしてみる価値がありそうだ。俺はここから一歩も動かないから京子はそこで生まれたままの姿になってくれないか」
「ああもう変態! もっとムードを出そうとか思わないの? あんまりがっつくと女子は引いちゃうんだから、とりあえずあなたもお風呂に入って綺麗にしてきてちょうだい。昼間あっちこっち働きまわってほこりだらけでしょ」
「……ああ、そうだな。まずは京子の残り湯でも堪能するか、君のエキスがたっぷり入った京子湯に浸かって全身で君を感じてくるよ」
「この変態っ、ド変態っ、
??大人
(
ビエンタイターレン
)
っ!」
「その科白、アイドル活動をしているヴァリエール公爵家のお嬢様みたいな感じでたのむ」
秋芳の軽口にわりと本気で怒った京子が部屋のすみに置かれていた桶を手に取って投げつけようとしたが、あたってケガでもしたらとためらい、そっとおろした。
その心情をくみ取った秋芳の心中に情欲とはべつの感情が込み上げてきた。
(おお、こちらの身を案じてアニメやラノベのヒロインがよくやる投げつけ攻撃をとどまるとは、なんて優しいんだ。愛おしいぞ、京子!)
桶の代わりにおもむろに取り出した呪符が京子の手中から飛び出し、秋芳の足もとに滑り込むと細く短い、それでいて強靭なつる草がのびて足首にからみつく。
「おおっと」
「
急急如律令
(
オーダー
)
」
さらに素早く印を結ぶと水甕の中に沈んでいる水行符(使ったらそのぶん水を出すよう設定されてある)が反応し、一条の水流となって秋芳の足もとに着弾。つる草が水気を吸収して成長し、枝を広げる。そうするあいだにも京子を次なる術を展開、天井に灯っている火の術式をリライトした。
膨れ上がった火球から青白く輝く無数の火の矢が枝に突き刺さりいっきに燃え上がる。水気を吸収して力を増した木気がさらに火気に吸収されてまばゆい光を放つ。
「あんまりしつこいとぶつわよ!」
土行符と
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