Operation 02-発令、ファーバンティ解放作戦-
取り戻す為に
Mission21「新たな作戦指令」
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
どう考えてもピリピリしているような気がしてならないところで、一人物見事に立って寝ていたが。いや、寧ろピリピリを一切感じないウィッチが一人。他の四人の中に瑞鶴が居るのも異質に思うが。
「……で、なぜ余裕で寝れる」
「それ、本人に聞いてよ」
俺の問いに高身長で髪が長く同時に胸部装甲が大きいウィッチは答える。
これ、どういう環境だよ。と内心突っ込む。吹雪も内心どういう状況かわからなくて固まっているようだ。
「お茶を飲みながらの方が居心地がいいか」
「最初にそれ考えてくださいよ」
そんな提案したら吹雪が最初からそうしてください的なことを言ってさっさとキッチンの方へ消えてった。なお寝ていたウィッチは瑞鶴によってすぐ叩き起こされた。
◇
「初めましてか。堅苦しくしていてすまなかったな」
「いや、いきなり着陸した私たちも悪かった」
冒頭から謝罪が飛ぶ。テンプレートパターンにしか見えない。
「先に自己紹介だな。私はシャーロット・E・イェーガー。シャーリーと呼んでしまって構わない。」
「私はフランチェスカ・ルッキーニ!ルッキーニって呼んでね!」
さっきの胸部装甲が大きいウィッチ――――――シャーリーとその横にいたツインテールのおてんば娘ルッキーニ。んで、その横にいるのが……ってまた寝てた。
「あ、この方はエーリカ・ハルトマンっといって、私はリネット・ビショップです。私のことはリーネって呼んでくださいね」
寝ていたウィッチことハルトマンの横にいたリーネが自己紹介をする。リーネも胸部装甲が大きいように見えるが、気のせいだろうか。
「…………私は?」
瑞鶴が何故か尋ねてくる。いや、お前はあまり関係ないだろうと思ってしまったが……。
皆謎のスルーでカットした。っていうか、さっきまで一緒にいたんだからわかるだろうが……。
「さて……若干話を聞きたい。瑞鶴がストライカーユニットを起動させたのは本当か?」
「それは私が見たさ。ルッキーニと一緒にな」
最初の議題である瑞鶴のストライカーユニット起動。それに関してはシャーリーが目の前で見ていたから、すぐには解決したものの、なぜ警報が作動しなかったのかは不明らしい。
「次に、そちら側が今何を考えてるか」
次の議題である、彼女ら5人(といっても瑞鶴はそもそもこっち側の所属だが)の今後の事とか、今考えてることを聞いてみる。
「あー、501のみんなと合流できるかどうか。それだけだな」
これもシャーリーがほぼ代弁して答えるが、知識が故どういう事か答えられない。
「つまり、サンド島鎮守府への合流を望む、という事か?」
「501のみんなが居るなら、だけどな」
結局のところはサンド島鎮守府への合
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ