第二章 戦王の使者
戦王の使者U
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んの機体は確か狙撃銃が積まれていたろう?」
「私、銃の扱いならばそれなりに自信はあるのですが剣、というか近接武器に関してはお恥ずかしながら全くと言っていいほど扱えませんの。指南役を探してはいたのですが見つからず、途方に暮れていたところに今朝の騒動。貴方の剣の腕を見込んでのことですわ」
「・・・なんだ、そういうことか。いいだろう。立派に、とまではいかんが素人レベルを脱却させるくらいの指南はできるつもりだ。だが俺の言うことには従ってもらうぞ。それが絶対条件だ」
「分かりました。どうぞよろしくお願いいたしますわ」
「ああ、サンドイッチ食えよ。飯まだなんだろ?ついでにオルコットさんの機体に積まれてる近接武器についても聞いておきたいしさ」
「ではありがたく頂戴いたしますわ。あと私のことはセシリア、と呼んでいただいて構いませんわ」
「なら俺もアインで構わん。じゃ、早速だがセシリア。まず扱った事のある近接武器の種類を・・・」
その後昼休みギリギリまで話し続けた2人は予鈴が鳴ってから食堂を出てアインがセシリアをお姫様抱っこして所構わず全力疾走し、なんとか授業開始直前に教室に戻ることができた。
放課後 剣道場
「失礼、剣道部の部長さんはどちらに?」
「私だよ。それで何の用かな?体験入部とかだったら嬉しいんだけど・・・」
「いや、今日は剣道場の隅っこを貸してもらえないかと」
「だよねー。やっぱりそんな都合良くはいかないか。うん、いいよ。あっち側は今は誰も使ってないから」
「感謝しますわ。部長さん」
「
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