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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第2章 融合世界!昭和ライダー
第33話『新エネルギーを守れ/欠ける生徒会』
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としての活動を始める。
「みんな、杉崎がいないんだよ!」
生徒会室で、一番背の低い女子生徒、生徒会会長の桜野くりむははしゃいでいた。
「ああ、だから今日の活動は中止だろ?」
「そうね。いくら議事録をとっていると言っても、役員が欠けた中での議題の解決は、運営に問題があるものね?」
副会長で主人公、杉崎鍵の同級生である椎名深夏は興味無さそうな態度を取り、書記でくりむのクラスメイトである紅葉
知弦は理由をつけて説明していた。
「でも、考えてみようよ。杉崎がいないんだよ。普段の会議を邪魔する杉崎が、今日はいないんだよ!」
「けどさ、会議を滅茶苦茶にしているのは、会長さんも同じじゃないか?」
「私のどこがよ!」
「まず、鍵の無駄話に一番付き合っているし。」
「それに、アカちゃん自身で話を脱線させているときもあるわよね?」
「うっ、それは…」
深夏と知弦の指摘にくりむは返す言葉も無かったが、
「そもそも、真冬よりもちまちました会長さんがばたばたしても、杉崎先輩は微笑ましく思って遊ぶことを優先するに決まっていると、真冬は思います。」
「真冬ちゃん、それどういう意味?」
深夏の妹で会計の真冬の言葉にくりむは食いついた。
「それで、会議するんじゃないの?」
その様子を見て知弦は呆れていた。
「そうだ、会議!」
くりむはそう言うとホワイトボードに書き始めるが、会議を漢字で書けずに指摘される。
「それなら、学園内で話題が挙がっているアルバイトのことなどどうでしょう。それくらいの議題ならどこまでが許可範囲か議論する程度で終わる内容ですし。」
雅はくりむを納得させるように提案する。
「そうね、それで行きましょう!」
くりむは納得した。
「会長さんは、アルバイトなんてしたことないだろ?」
「あるわよ!保育園で!」
「子供が子供の面倒を看るなんて、画期的な保育園ね。」
「それ以前に法律的にどうでしょうか、紅葉書記。」
「別に、普通の保育園よ!一緒に歌って、一緒におやつを食べて、一緒にお昼寝して。先生は褒めてくれたよ?私、出来る女よね?」
「それは…」
雅は呆れていた。
「深夏は力仕事?」
「短絡的過ぎだろ。喧嘩の助っ人だよ。」
「誰かを殴るの?それは流石に…」
「違う違う。誰かが争っていたらそこら辺の岩を粉砕して解散させるんだ。」
「それはそれでどうかと思うけど…」
「知弦は?」
「私は、経営アドバイスや教育改革とか。別に校則に違反しているとは思えないけど。」
「そもそも法律に抵触しています。」
「あとは浮気調査ね。」
知弦が言うと、
「「探偵かっ!」」
くりむと深夏がツッコミを入れる。
「真冬ちゃんは、バイトしていないよね?」
「真冬ですか?していますよ、ブログのアフィリエイトですが…最近では、真
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