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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
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前にすべて封鎖されたって聞いたけど!!!」
姐さんに時の狭間の説明をしていたら、リフルっちが割り込んできた。
まぁ、間違ったことを言ってるわけじゃないから別にいいけどね。
レンリ「確かに時の狭間へ行く道はすべて閉ざされたと言われていたけど、この勇気の神殿には残されていた。」
リティ「誰が、何のために?」
ブルース「よく考えてみろ、この国は誰の持ち主だった?」
エンヴィー「イシュヴァールの奴らか!!」
凄く大きな声でエンヴィーは怒鳴る。
なにか、あったのかな?
ブルース「イシュヴァールと何かあったか?」
エンヴィーただならる怒りの表情に、疑問を思ったブルースがエンヴィーに問う。
だけどエンヴィーは普段の顔に戻って
エンヴィー「別に。なんでもないし、あったとしてもあんたには話さないよ。」
ブルース「ふんっ。」
意地悪っぽくブルースもといみんなに言い放つ。
リオン「話に戻るぞ……。」
一人と一匹を睨みながらリオンは話を戻す。
リオン「ブルース、何故イシュヴァールがこの神殿を守る必要がある?」
ブルース「さぁな。だがここがこんなに綺麗に載っているという事はそれだけ奴らにとって大切な場所だったということだろ。」
リフル「トラップも健在だったしね………。」
リティ「お疲れ様です。」
リフル「うん〜、凄く疲れたよぉ〜。」
頭文字がリの二人が仲良く話す。
やっぱ、リ同士波長が合うのかな??
ブルース「話し合っても結局分からないことばかりだな。」
「はぁ〜」とため息をついた後にじゃべる。
レンリ「そう?私は結構いろんなことが分かったけど♪」
ブルース「お前はのんきでいいな。」
お前はいつも頭が固いな。
リオン「俺とリティは時の狭間を通って、テレジアに行く。
あそこにはやり残したことがあるからな……くっ…」
リティ「リオン!!」
苦しそうなリオンに姐さんが寄り添う。
これでアレじゃ無かったら凄いよね!どんだけ鈍感なんだって話だよ。
レンリ「なんで、姐さんまでいくの?姐さんは関係ないんじゃあ………?」
私の質問に姐さんはリオンを看病しながら、
リティ「私……リオンについていくって決めたから………。」
なんか夫婦みたいなセリフ言ってるよこの人。
すぐいま言ったセリフの凄さに気づいてまた、
リティ「え?あ、そういう意味じゃなくて///
ただ普通にリオンの友達として///」
リフル「うんうん。もう分かったから、何も言わなくていいよ。」
リティ「いや、絶対その顔は分かってない///」
にやにやした顔でいうリフルっちに姐さんは涙目で答える。
そんな、泣かなくてもいいじゃん……(汗
ほんとこの人かっこいいんだかかっこわるいんだか、よく分からない人だなぁ〜………。
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