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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第2章 融合世界!昭和ライダー
第32話『ゲドン壊滅/ブレイクテンション』
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ているんじゃないのかって思って。」
「そんなこと、ないと私は思う。」
圭一の言葉にフェイトが反論する。
「多分、雅は大切だから、私達を危険な所に連れて行かないんだと思う。だって、私がいれば、雅はもっと戦う時に苦戦しないことがあった。それでもなるべく戦わせないのは、それくらい私達を大切に思っているからだって、私は思う。どうかな、圭一?」
「なるほど、フェイトちゃんの考えもあるかもな。それなら、俺達は雅さんが帰ってくる前に買い物を済ませるか。」
圭一達は食糧を買いに出た。
「それじゃあ、今日は幻の巨大生物、マダラオオトカゲを探し出すわよ!」
左腕に『団長』と書かれた腕章を着けた女子高校生、涼宮ハルヒは自身が作った同好会、『SOS団』のメンバーに本日の目的を伝えた。
「なんだ、その間抜けな名前の生き物は?」
ハルヒが最初にメンバーに加えた少年、通称キョンはハルヒに質問した。
「なんでも、アマゾンでかつて絶滅したって生き物らしいんだけど、それが見つかって日本に移送したのはいいけど逃げ出したらしくて、賞金がかかっているのよ。とにかく、今日一日で探し出すわよ。探す時のチーム分けは私とみくるちゃん、有希と一樹君、あんたは一人で捜しなさい。それじゃあ、四時にここに集合。解散!」
ハルヒはSOS団のマスコット的存在の朝比奈みくるを連れてどこかへ行ってしまった。
「仕方ないですね。我々も行きましょう。涼宮さんのことです、探すふりでもしないと後で何をされるか。」
超能力者、小泉一樹は外宇宙の思念体が送った端末、長門有希を連れて行動を開始する。キョンはたった一人、ふらつくことにした。
「まったく、なんでこんな休日に下らないことにしないといけないんだか…」
キョンはぼやきながら歩いている。すると、
「それでも、なんだかんだで気に入っているのですよね?」
後ろから雅が質問する。
「まあな、って!誰だ、俺達と同じ制服を着ているけど?」
キョンは驚きながら振り向く。
「申し訳ありません。しかし、これはあなたの望んだ毎日ではないのですか?謎の美少女に振り回され、宇宙人や未来人、超能力者の仲間になる。」
「なんで知っているんだ。」
キョンはイラつきながら聞く。
「SOS団、ふざけた名前ですよね?」
「だから、なんで知っているって聞いているだろ。」
「これは済みません。僕は凪風雅。分かりやすく言いますと、異世界から来ました。」
雅はキョンに自己紹介をする。
「異世界人、ってことはお前もハルヒ関連の何かか?」
キョンは更に質問する。
「いいえ、確かに先程スカウトされましたが丁重にお断りしました。」
〜回想〜
『ねえ、あんた?』
『僕ですか?』
『他に誰がいるのよ?なかなかいい顔をしているわね。私達SOS団のメンバーになりなさ
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