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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0225話『戦艦棲姫を率いる軽空母』
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「「了解!」」」
「それでは出撃してくれ」

私はそう指示をするとみんなはそれで港へと出て行って艤装を展開して出撃していった。
みんな、頼んだぞ。最初の難関の攻略を。







「それではみなさん。先日から出撃しているこの初霜と……」
「三隈が道中の説明をしていきますわね」

初霜と三隈がそう言って移動しながらも口を開いてきた。
うむ、助かるな。前情報がある分警戒が出来るからな。
この那智、必ずみんなの役に立って見せるぞ。

「道中はやはり潜水艦が多めですので先日はリベッチオさんとともになんとか対処していましたが今回は対潜係は私だけですので少し辛いものがあると思います。ですができるだけ頑張りますね」
「そして空襲される位置ですがもう他のところへは行かない都合でボス前での空襲が予想されますわ。ですからわたくしもできるだけなんとかしますけど初霜さん以外の皆さんは対空装備も持っていますので各自防衛をお願いしますわ」
「わかったわ!」

足柄がそれで元気よく言葉を返していた。
強気な足柄らしいな。おともの霞が相変わらず溜息を吐いているけどな。

「はぁ……でも肝心なのはボスの敵編成なんでしょう?」
「そうですわね。皆さんもすでに提督から情報を会得していると思いますけど敵には軽空母が三隻も存在しますので制空権は取れない事を覚悟していてください。わたくしとしましても悔しいところですができるだけ制空権の喪失だけは避けてみせますから」
「よろしくお願いしますね、三隈さん!」
「ええ、阿武隈さん」

そんな感じで説明も終わり私達は敵陣地へと突入していった。
そしてなんとか潜水艦や空襲もかろうじて避けていきボスへと挑んでいく。

「さて、ボスマスへと接敵したが……どうなることやらな?」

私はそう呟きながらも攻撃を始めようとする。
だけど先に航空基地隊が攻撃を開始し始めたんだがな、

「これは……ひどいな」

思わずそう言ってしまった。
それはというと陸攻達が半分以上が落とされてしまっているからだ。
それほどに敵軽空母の対空力が高いという事なのだろうな。

「那智姉さん! ボーっとしていないで! 行くわよ!」
「ああ。わかっているさ!」

敵編成には一体戦艦棲姫の姿も見えたために少しだけ辛い戦いになるだろうことを予測した。
だが制空権の喪失だけは三隈のおかげで避けることが出来たのでなんとか戦艦棲姫のカットイン攻撃だけは避けている感じだな。それだけがありがたい……。
そんな調子で何度も苦戦をしながらも何回か倒していった。
そんな最中で提督から通信が入ってきた。

「提督か、どうした……?」
『ああ。陸攻なんだがラストダンスには出せられないところまで消費してしまったから最
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