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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第2章 融合世界!昭和ライダー
第30話『さらばライダーマン/世界の秘密』
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は貴方達自身の手で救わないと崩壊することも。」
雅は恭介に話の核心を突く。
「なら何故俺達の世界に来た?」
「来たくて来たわけではありません。この虚構世界の方が、別の世界と融合し始めているので、被害が出ていないか確認に来ただけです。」
「そうか。それで、お前はどうするんだ?」
「変わりません。今まで通り、野球対決を行い、僕が勝ってリトルバスターズにはそれ以上関わらず、立ち去るだけです。」
「わかった。じゃあいつも通り、昼休みにグラウンドに来てくれ。」
「分かりました。」
雅と恭介はその場を後にした。

チャイムが鳴って昼休み、グラウンドに着いた雅の前には謙吾を除いた今朝の四人がいた。
「それで、この人が、恭介の言っていた凪風君?」
理樹は恭介に確認をとり、恭介は頷く。
「なんか筋肉が薄っぺらいな。大丈夫なのか?」
「それには及ばないさ。」
真人の感想に恭介は真面目に答える。
「正直どーでもいい。」
鈴の感想は無視される。
「で、凪風はとても強くてチームの即戦力になり得るのだが、嫌がっている。だから野球で勝負をつけようと。」
「相変わらずだね、恭介。」
「ルールは、先に相手をバッターアウトにするか、グラウンド越えを3本出すかだ。凪風も、それで納得した。凪風、先攻と後攻、どちらがいい?」
「先攻で。」
「中々、珍しい判断だな。それじゃ、始めるか!」
対決は、雅の先攻から始まる。投手の鈴は一球目を投げる。ボールはあらぬ方向へ流れかけるが、
雅は腕を伸ばして力いっぱいに振り、早くも1本先取する。続いて、リトルバスターズの攻めは恭介が担当。雅は投げる構えをとり、
(─息吹け、風の導き─)
速度上昇の魔法をボールにかけて投げる。虚構世界のマスターとして、様々な特権を持つ恭介だが、時速250kmの球道を一瞬で捉えられず、ストライクとなる。
「珍しいな。恭介が不利になるなんてな。」
真人は感心している。雅はその後も同じ手法を使って恭介をバッターアウトにしてしまう。
「無理だ。これ以上は時間の無駄になる。勝負は俺達の負けだ。凪風、迷惑をかけた。」
「けどよ、恭介。あんなにあっさり退くなんて、らしくないぜ。」
恭介はリトルバスターズ連れて去ろうとするが、真人は恭介にそう言う。
「勝てない敵も世の中にはいる。それを超える為に特訓をする。展開的に燃えないか?」
「いや、まったく。」
恭介の言葉を鈴は即座に否定する。
「そうか…」
後ろ姿を見せながら歩いてゆく雅を見ながら、恭介は鈴にそう言った。

学校を去り、雅は仮面ライダーV3=風見志郎とあっていた。
「君が、本郷さんと一文字さんが言っていた未来から来た仮面ライダー、ディロード。凪風雅君だね?」
「はい。お初にお目にかかります、凪風雅です。明日、ヨロイ
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