16部分:TURN2 連合艦隊司令長官その四
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「山下と呼べ。私の姓でな」
「名前で呼んでは駄目なのか?」
「いつも言っている筈だ。私は貴様と馴れ合うつもりはない」
山下利古里はこう東郷に告げる。
「それに私は貴様のそのいい加減なところは嫌いだ」
「そんなにいい加減かね、俺は」
「かなりな。特に今は帝の御前だ」
それならばだというのだ。山下も。
「粗相のない様にな」
「わかってるつもりなんだがね」
「いいや、御前はわからん」
もう一人出て来た。今度は。
スキンヘッドに八の字の口髭、それに丸眼鏡の厳しい顔立ちの初老の男だった。海軍の軍服を着ている。
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