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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第28話『究・極・集・結』
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前回の、仮面ライダーディロードは─
クウガの世界を救う為に奮闘した雅。その光景を、鳴滝は影から観ていた。

宇宙、無限のコズミックエナジーを秘めた、神秘の世界。若者達は、アストロスイッチでその扉を開き、未来を作る。Space on your hand!その手で、宇宙を掴め!

「とうとう、この世界に着いたか…」
「雅、どうしたの?」
「いや、この世界にはそんなに長く居たくないんだ。」
「何かあったの?」
「いや、個人的な理由からだから深くは聞かないでほしい。この、仮面ライダーフォーゼの世界は、僕の知っている最新の仮面ライダーの世界で、天の川学園という学園にある日、一人の不良生徒が転校生としてやってくるのだが、それと同時期に生徒があるスイッチを押して怪物、ゾディアーツに変身して暴れだす。その転校生、如月弦太朗はクラスメイトから変身ベルトを借り受けて仮面ライダーフォーゼとなり、ゾディアーツに変身した生徒を更生させて仲良くなってゆく世界だ。」
「確かに、今までの世界とは何か違う。」
「さて、僕のこの世界での役目は天の川学園の転校生だ。今から学校に行って来る。フェイト達には、留守を頼みたい。」
「わかった。行ってらっしゃい。」
「行って来る。」
雅は、天の川学園に向かった。

「失礼します。本日より転校します凪風です。園田先生はいらっしゃいますか?」
天の川学園の職員室に着いた雅はゾディアーツの幹部で、担任の園田先生に話しに行く。
「あなたが凪風君ね。丁度ホームルームの時間ですから、一緒に行きましょう。」
「わかりました。失礼しました。」
雅は先に出て、少し待っていると、日誌を持って園田先生が出てくる。雅は案内してもらう為に園田先生に先に行ってもらう。そして、教室に着くと園田先生は先に入る。
「先日の如月君に続いて、本日よりこの学園に一人、転校生がやって来ます。凪風君、入って大丈夫です。」
園田先生の確認を取り、雅は入る。そして、黒板に名前を書き、
「本日より、この天の川学園に御世話に成ります、凪風雅です。皆さん、よろしくお願いします。」
雅は礼をすると、
「お前、雅っていうんだっ?!俺は如月弦太朗、この学校の奴全員とダチになる男だ!」
フォーゼに変身する青年、如月弦太朗は自己紹介をして、握手をしてくれと言わんばかりに右手を出すが、
「確かに僕はお願いしますとは言いましたが、そうそう意味ではありません。園田先生、僕の席は?」
雅は弦太朗の行動をものともせず園田先生に質問する。
「あの奥の席で大丈夫ですか?」
「問題ありません。」
雅は指定された席に着席する。
「それでは、一限目は英語なので、各自準備をしておいて下さい。先生は教材を取りに行ってきます。」
園田先生は一度教室を出る。雅は一限目が始まるまで
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