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俺のペットはアホガール
『男子部屋/岩さんと卓球勝負あるある』7-2
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ッ!!


ビュゥゥゥゥゥゥゥンンッッッ!!


ビュゥゥゥゥゥゥゥンンッッッ!!



何度も僕様の整った美しい顔スレスレを横切ってゆくボール/ピンポン玉。後ろを振り返れば剛速球のボール/ピンポン玉を何度もぶつけられた壁は今にも崩れ出してしまいそうにひび割れ小さな穴ぼこだらけ。
……もし壁が崩れてしまったら、コレはダレが弁償するのかな? ふと思った疑問。でも答えはすぐ傍にあった。そうです、僕様が払えばいいんですよね。僕様お金は沢山持っているから。……友達は幼馴染の3人しかいないけど。

岩君の剛速球は壁に激突し僕様の華麗な弧を描き飛んで行くボール/ピンポン玉はネットの向こう側へは飛んで行かない。…なして?

岩君と僕様の点数の差は圧倒的なまでにはれてしまっている。これはもう逆転勝ちのチャンスすらないかも、しれない。いや。あるかもしれないのだよ? たとえそれが1%の確率でもあると僕様が言えばあるのだよ?
父様も仰っていたしね。王になる資質の者の言葉であれば「たとえ黒であっても白となる」とね。
だから僕様の華麗な逆転勝利だって、ありえなく……

「大変だし!!」

「「「「ッ!?」」」」

突然入って来たのは、伸ばした金髪の髪を頭の後頭部上部で丸くまとめあげている、黄色いレモン柄のパジャマを着たレディでした。

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