少し間に
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の塔からレプロパンの街全てを見渡すことができ、敵国が攻めて来た時に敵の軍隊などの配置をいち早く把握することができる。また海に近いことから灯台としても利用されていることから、灯台塔と呼ばれている。
王都レプロパンの第一外壁があり、防衛をよくするために主要交通路がある。その中の1つ北東路を永遠の行軍は進んでいる。後々進んでいくと外壁を通るための関門が設置されている。北東路の関門の名はバルボ門。バルボ門を進むとすぐさまに館がある。
バルボ門の内側、左手の「町民隊の館」。
町民隊とは、王都の城下町の治安を管理している部隊。いわゆる自衛団だ。何もかも軍隊で賄うと税金がとんでもない額に増えることから、市民が考えて設立にいたった。ほとんどが商業組合によるものだ。
また外からは見えなかったが、壁には大砲が設置されていて、少しだけ開けられた穴から大砲を撃っていると思われる。
ここから先は、町を貫く1本道が城や外広場入り口まで続いている。通りの両側にはレストラン、土産物店、宿屋が軒を連ね、人を出迎えるようになっている。奥に進むとまず見えてくるのが、有名なレストラン、ふわふわのオムレツが美味しいと言う店だ。
落とし格子も見られる門がある。中門とも呼ばれ中門の周りに城や中の建物を守るように壁がある、外壁から中門までを下町と言う。中門の上に鐘楼の付いた高い建物がある。この建物は役所やクエストなどの換金を行う組合の建物だ。
中門を超えると、教会や修道院や軍隊などの駐在所がある。また下町や中町の家の屋根は薄い石板のストレート葺になっている。また歩いていて気づいたが、壁の上端部が凸凹としていている。万が一の場合に、この隙間から矢か光弾を放つのだろうと思う。
そんな風に王都を見渡しながら歩いていると、城門に着いた。簡単に手続きが終わり、うちら永遠の行軍は我峰のおかげで城壁内の広場に誘導された。そして昨日の打ち合わせを思い出した。
昨日の宴の後、シュルスの偵察の報告を合わせて、打ち合わせを行った。メンバーは、俺らダルフ・シロン・ハルに、シュルス、ソルス、我峰と袈の7人だ。
「シュルス。報告やい」と我峰が訛りながらいった。
「わかりました。明日は大型船や我峰さんの招待状にもあったように、城の外広場兼港の大広場で模様しがあるそうです。トンボロの橋は軍の管轄にあるので、もうそこに入ると手出しは出来なようです。なのでスケジュールの流れで行くと、まず乗員メンバーは城の内部に招待され国王と挨拶。次に摂政であるスットマンとの話、その後誘導されながら橋を渡り、乗船・出港となっています。のでスットマンが我峰さんたちの前に行く前に仕留めることが前提条件になってきます」
シュルスの説明もあってか、スットマンの首の難易度が伝わ
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