少し間に
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空いた時間にやることがあっていいよなぁって思うが、実際にはそういう事が出来るのはこまめに管理もできて尚且つ、自分の技と武器の両方や別々をこなせる器用な人でないと、それに若い頃に剣を持って旅をするんだぁと生き込んだがそれは虚しくも邪魔に思えて諦めた。それにもし剣を扱う人間になっていても、今自分にやれることはせいぜい素振り位だろう。剣での資材集め等って言ったら、鍛冶屋にならなくてはならないから・・・そんな知識も無いし頭も無い、それにさっき言われたけど不器用だ。それなら炎を使って武器の形にすればいいし。という事から俺は草原の草の上に座っていた。
「おい、あんたは、いろいろと作業をしなくていいのかい」
と袈が話しかけてきた。それ以外の人たちはと言うと、ソルスさんは食器や晩の宴。我峰が、12神獣の仲間入りするのと明日の出航に同席することからのしばしばの別れがあるので、宴をやる準備をしている。我峰は、その準備をしている。してなくても、話しかけにくい存在だが。シュルスはいつもながらの偵察の任務しているらしい。ここだけの話、能力柄で偵察任務になっているが、出来れば本拠の店場任務の方がいいと言っていた。ギルドでは、どんなギルドでも本拠地を定める決まりになっている。それに帳をまとめる力は確かなものだったが、ここでは事務的能力より実戦能力の方が優先される。また、イスタロフはまだテントから出てきてないとのことだ。
「あの2人は武器を使うからそれらの準備や整備をしているのだろう、あいにくさまに俺は使わないからその必要も無い」
「なら、ただボーケーと過ごすのかい」
「いや、そのつもりもない。アニマの力を高めるために静まりを行う」
「アニマを高めるために、静まり?なんだそれは」
アニマは己の魂の姿。その魂を無にすることで更なる力が大きくなる。
「何かに心を集中させること、心を静めて無心になること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことで、単に心身の静寂を取り戻すために行うような比較的日常的なものから、ありありと体感したりする。これによることで、アニマを高め更なる覚醒をもたらすと教えられてきた。」
とダルフは言い、座ったままで目を閉じて、静かになった。
「なるほどねぇ、うん?それは、うちらの言葉では瞑想ではないか」
と袈の言葉を聞いて、静まろうとしていたダルフが反応する。
「瞑想?」
「おうよ、体を落ち着かせて肌や感覚で自然のありとあらゆるのを感じることで、神を感じることでき。これ人の域を超えると言われている」
「人の域・・・」
力の中には、域があり職人・武人・達人・名人などいろいろな実力表現がある。
「そうだとも、
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