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HUNTER FUNG
それぞれの試練
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から球体が小さい」

「なるほど」

「じゃあわかったなら、早速修行を始めよう」

「はい」

と言い修行は始まった。

「まずは紙に意識を高める」

と言い、紙をじっと見つめ始めた。

「紙に意識を集中できたら、アニマね」

とダルフが言っていると、ジットが走ってきた。

「なんだよ、ダルフさん。二人でこんな少し離れて」

「あぁ、悪い。先にセラちゃんのほうが先に来たで少しでも進めたくてやっていたのだよ」

と言い切り、次には

「じゃあジットの修行も始めよう。」

と言って、僕ら2人は少し移動した。セラとシロン達のいる岩からちょうど同じ距離になるように移動した。


「ダルフさんなんで離れる必要があるの」

「なぜって、それはその方がいいからだよ。種類ってかタイプだな、タイプが違うんだよ」

「タイプね。・・・俺のタイプってなんだっけ」

「あれ言ってなかったっけ、内系だよ」

「内系か、内系ってなに」

「内系は肉体強化などだ。あと武器も強化できる」

「へえ、で、で、どんな修行をするの」

わくわくと期待した顔をしながら、ジットはダルフに聞いた。

「そうだな、なら今からはその肉体強化の修行をする」

「はい」

「じゃあ、まずアニマを纏おうか」

「纏う」

「まぁ前は目覚めだったか、体から湧き出る感じ。あれを普通にできるようにならないとな、内系は」

「そうなのか」

「さっき言ったろ、肉体強化が主な使い方ならアニマを纏わなければ、使えない。」

「なるほど」

「で、何をやる」

「内系は基本がほとんどな形だ、からだを使うからな」

「うん、体や道具を使うって言ってたしね」

ジットは納得したかのように、頷いた

「で、その先に大きな修行があるんだろうな」

「そう、内系の大きな修行は・・・実はわからん」

「うん、わからない・・・」
「えーーー」

頭をがっくりと落とし、口を大きく開けて、腕をだらんとしていた。


「え、ええ、えー。じゃあどうするんだよ」

「わからないだ、内系は基本に充実ってのが、内系を使っている人から聞いた情報なんだ」

「むしろ、基本的なスタイルだからこそ、基本に忠実的なことを何回も何回も繰り返して、己の力を極めて行くことなのだろう」

「へぇー」

ジットは話を聞く前の姿とは別に、目を細めてあまり聞く耳を持たないような感じで返事をした。

「まぁあとで亭主やシロンさん達に聞いてみよっと」

「まぁ、自分の耳で聞くのはいいことだが、彼らからも事前に聞いてえた情報だってのは言っておく」

「えっ、じゃあ内系は基本を充実やっていくしかないっ
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