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HUNTER FUNG
それぞれの試練
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で後、属性を付け加えたり、シロンのように無機物を動かしたりすること。それが体系」
「外系は、珍しく俺もまだ外系を持つ者に出会っていないが、聞いた話では召喚をしたり、特定領域を使う能力とは聞いているが、まだ謎だ。」
とダルフは語る。がそこにシロンが喋った。
「外系のアニマを持つものなら心当たりがある。そのものは噂に聞く、旧オスト帝国の創世が外系種のアニマを使うと聞いた」

「創世・・・噂に聞いたがそれが本当なら戦争が続いていたなら恐ろしいな、バビの王は聡明な判断をされたものだ」
とハルが喋ったらそこに、シロンが噛み付いた。

「なんだって、バビの王がアクロテンを束ねたのか」
とものすごい形相で、シロンはハルに迫った。

「え、えぇ。私はほとんど戦争に参加せずにいたし、その頃にはもう旅に出ててハンターの依頼金をもらっている時に酒場の噂を耳にしただけだ、詳しいことは分からないが」

「そうか、すまない。・・・やはりバビの王は好かないとは思っていたが」
とシロンは喋った。

「いや、いいけど。ところでシロンはダルフと一緒に旅をするの」
とハルは聞き返した。

「そう言えばそうだな、まだ答えを聞いていなかった」
とダルフが食いついた。

「そうだな、まだ決めていない」
とシロンは答えるが、ハルが面白くなさそうに言う。

「えぇ、なにそれ。じゃあさぁ2人のうちどっちが強いの」
とふっかける。

「それは俺だ」
と2人が一緒に答えた。が直ぐにお互いを睨み合った。

「あらら」

「ふん、なら面白いどちらが強いのか俺も興味があるで、ここは2人が戦って一緒に旅をするか決めたらいいのでは」
とランダがいいさらに
「ダルフが勝ったら一緒に旅をして、シロンが勝ったら別々で旅をするということでどうだい」
と言った。

「俺はそれでいいが」
とダルフは言い、シロンは
「別にいいけど、勝敗はどう決める」
と言った。

「それなら、まだこっちに走って来ないセラが来た時点の具合でどうだい。セラが来るまでにダルフがシロンに一発でも入れていたらダルフの勝ち、それまでシロンが守りきったらシロンの勝ちでどうだい」
と言い、2人に問いかけた。

「それなら、問題ない。俺に一発も当たることはもちろん、俺に何かが触れることはない」
とシロンは自慢げに言い、2人は距離を離しながら歩き位置に着いた途端にランダの一言により始まった。

「はじめ」

の一言により、2人の今後を担う戦いが始まった。



戦闘が始まった瞬間に、シロンは持ち前の鉄鎧のアクセサリーを取り出し、それを前に掲げた。そしたらシロンの足元に術式が浮かび上がり光りだした。

「やはり、シロンは錬金術を使う錬金術師だったか。」


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