それぞれの試練
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質問をいいですか」とセラが聞いた。
「なんだい」
「アニマを感じろってのはわかるのですが、まず何でダルフさんが離れるのですか。そして何で走って戻って繰り返すのですか」
「今回のは、自分で探すことだ。近くに大きなアニマを持ったのがいると、それが影響で自分のアニマを感じることが出来ないからだ。そして走るのは一旦感じたアニマを忘れてもう一度感じる為だ。それを繰り返しているうちにアニマが表面に出る。じゃあ始め」
とダルフは言い、アニマを出す修行が始まった。
ジットとセラは目をつぶり、ダルフがこちらの方に来る。
「なんだ、どうした放置か」とシロンが悪ふざけに言った。
「違う。これも修行の内だ。」
「ねぇねぇ、あれは何をやっているの。軍もあれやっているの」
「軍はアニマを出すなどにちんたら時間はかけない。アニマより魔法や武術や剣などの武器を身に付けさせる方が実践的なのでな」
「ふーん、じゃあダルフ。あれはなにやっているの」
「あれは、心身式と言って、まず始めに相手にアニマを目覚めさせ、目覚めさせたアニマを自分の物とするための修行だ、西の方ではもう光らせれるかがアニマの目覚めとされているが、そんなのは個人差により目覚めにくいものもいる。それをちゃんと目覚めさせるために一回を分割してやっておる内のひとつだよ」
「まぁうちらは、アニマよりは魔法の方が主流だし、北は仙術など、東は妖術や忍術等だしね」
「なるほど。まだこのマルナスのは一応魔法もあるけど、それは軍用の魔法術としてあるだけで、そこまで主流かとはしてないからだな。あのようにアニマを使える人から導いて貰えるしかないからな。基本は武器に頼る」
「これがこの国の現象なか、より昇進して改善する点を見直さなければ」
とダルフたちが話していると、ジットが走ってきた。
「うぉ、ハァハァ」
「なんだ、もう見つけたのか」
「はい、目をつぶっていたらなんかすごい光を見えて、湧き上がる力を感じた。こんな感じに」
とジットは言って。アニマを表面に出し、周りの草をかすかに散りばめかせた。
「なるほど、これほどとはやはり君は内系のアニマの持ち主なのね」
と感心したようにダルフが言った。
「内、系」
なんのことか理解できなような顔をして、ジットは言った。
「内系は昨日ハルが言っていたように武器や道具にアニマを乗せること、それ以外に肉体強化・肉体変化など、それらの総称が内系。」
「内系」
「そして、内径の特徴としては、アニマに目覚めやすいこと。だからジットの見つけるのが早かった」
とダルフが喋りさらに
「他にも、体系、外系がある」
「体系、外系」
「体型は、俺のように体からアニマを出すのが特徴
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