スットマン
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けた木々がゴロゴロと地面の上や木の根の上などに倒れていた。逃げ惑うオーガオールが辺りの木々を砕きながらさらに遠くへと暴れ進んでいた。するとその瞬間、
バァン
と大きな破裂音がした。その瞬間、オーガオールの胸に大きな穴を開け体を貫き、その前にあった木を砕け粉々に吹き飛んだ。二人は音のした方を向くと木の枝の上から大砲並の大きさのある砲筒の銃を持っている、赤毛の女がいた。
その赤毛の女は砲筒を肩から斜め崖にして、さっきまでいた木の枝から飛び降りてきた。二人に気付いたのか、びっくりした素振りを見せた。
「あれ、人なんかいたの」と女は喋った。
「ごめん。人がいるなんて思わなくて、霰弾系や爆発系の使って回りのモンスター倒していたけど大丈夫だった」
と赤毛の女は聞いてきた。
「あ、あぁ。まぁ俺達は今来たばっかだから、大丈夫だよ」とダルフが答えた。
「ふーん、なら良かった。ところで来たばっかってことは、君たちはハンターなの、もしかしてあれ倒しに来たの」
と赤毛の女は聞いてきた。
「そうだね…」と言いながら、俺は事の事情を話した。すると赤毛の女は「あら、ごめんね。適当に誰もやらない依頼を引き受けるたんだよね、でちょうどこれがあってやったんだ」
と言った
「まぁ村が襲われてなかったら、多分俺達はオーガオールを倒しには行かなかったよ」とダルフが言う。
「まぁいいは、私はただ人気の無い依頼をこなして力試しがしたいだけだし。賞金は訳合いこしましょ」と赤毛の女が言って、オーガオールのところに歩いていき小型ナイフで首を切り落とそうとしたが首が太すぎで刃が通りきらず、赤毛の女は諦めたのかと思ったら、オーガオールの片足を持ってたロープで縛りもう片方を上に投げ木の枝に絡ませて地面に落ってきた。そしたら彼女はそのロープを思いっきり引っ張り下げた。梃子の原理によりオーガオールの巨体な体は縛られた片足から浮き上がり、1m位中に浮きその瞬間を狙い砲筒の銃口を首の下で、両肩の間辺りに向けて構え撃った。その早さガンマンのホルダーから抜き取り腰の位置で撃つ早打ち並のスピードでオーガオールの頭と体を引き離した。
「よっしゃ」と彼女は満面の笑み掲げ喜んだ。が木の枝がオーガオールの巨体な体の重さにも耐えきれるわけもなく、へし折れそのまま彼女の頭へと落ちた。オーガオールの体がドーンと大きな音をたてた後に
ゴスッン
と軽い鈍い音を出した。
「きゃあぁ、いたぁ」
と彼女は両膝を抱えて蹲った。
すごい女のハンターに出会ってそのすごさに驚きを感じたが、可愛らしさを感じられる彼女だった。
「大丈夫か」
と聞くと
「へへぇ、枝が落ちてくるとは思ってなかった」
と言った。
そこにシロンが「まぁなら、とっとと村にでも戻るか、換金なら組合に行けばいいし、組合なら役場にあ
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