スットマン
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二人がハモった。
「で、誰から始める。こういう場合、言い出しっぺからだよな」とシロンが聞いた。
「…じゃあわかりました。私から言います。」とランダは答え。話始めた。
「俺の名は、ランダ。マルナス軍北方面軍所属ヴィスタ地区の准尉だ、アニマは使えないが、魔法術が使える。」とランダは答えた。
「…じゃあ次は俺が答えるか、俺はダルフ。マルナスのオッサ地方のジルワットから来た、ただの旅人だ。火のアニマの炎を使える。」とダルフが答えた。
「俺はオスト帝国から来た。風のアニマの空気を使う。」とシロンが答えた。ちょうどその頃にセラとジットが戻って来た。
「お待たせ」
とセラが言い、持ってきたカバンを開けた。
「みなさん、まだお昼を食べてませんよね。なのでお昼を持ってきました」
と言った。
カバンの中には、おにぎりやサンドイッチが入っていた。
これらは、今日の修行に行く前に準備していたものだった。修行の休憩の時にでも食べようと思って作って置いたが、モンスターの襲来でそれどころではなかった。そのまま忘れ去られるところを思い出し取りに帰っていたのだ。お昼の量は、頑張りすぎたのか5人のお腹を埋めるのに足りる量だった。
食べ終わり、二人は「じゃあ行って来る」と言って門を出ていった。それに対しランダも「よろしくお願いします」と言って見送り。私達も討伐に行く二人を見送った。
少し経ち、「オストか…あのものってことは…」とランダが1人ぼやいていた頃に、一人の兵が来てこう言った「…が来ました。」「そうか、わかった。これから人手間かかるは、いろいろと面倒だな」と言った。
こうして、門からオーガオールを討伐しに旅立った、ダルフとシロンは生息していると噂されるウジャールの森へと歩いていた。
ウジャールの森は、町一つ位の広さを誇るほど広大な森。森の中の木の根を潜ることもあるほど高低差や起伏が目立つ森なので、オーガオールなどのオーガやゴブリンやアンデッドなどの二足歩行系のモンスターには住みにくく、それよりはシカやイノシンなどの草食動物やイヌやジャガーなどの肉食動物やウルフェンやユニコーンなどのモンスターなどの四足歩行の生き物が住みやすい地形の森になっている。それなのにオーガオールが住み着いてきたのは村や軍が驚いた。特に驚いたのは、ハンターだ。依頼リストにアップされたが地の利が悪すぎることから、依頼を引き受けるものがいなかったのだった。
そんな中、白刃の矢がたったのが、今回のモンスター襲来で著しい戦績を出した。ダルフとシロンの両2名の旅人だ。
そんな事も有りながら、二人はウジャールの森へと入ろうとしていた。
4メートル位の高さの木々がたっていて、明かるい日の光が照らしているけどだんだんと中の方に進むにつれてその日の光は木漏れ日へと代わり、少し低い所
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