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HUNTER FUNG
スットマン
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出ていません。しかし、柵が破られそれによってモンスターが入ってきた時に、乱戦になり数名の自治軍にけが人が出た模様です。」
「そうか、わかった。ご苦労、また何か分かったら報告してくれ。」
「はい」
と状況報告を終えると、門の近くで待機していた俺たちの元にきた。調査隊の人に質問を受けていて、そして、二人を助けてくれたあの人も連れてきた。
「お待たせした」
とランダは言った。それに私たちも返事する。
「まずは、ダルフ。戦闘にご協力していただいたことに、感謝する。」
「いや、村が危険なのに手を加えて見ては、いられなかったのでな」
とダルフは返事する。
「俺より、彼を称えて上げてくれ。二人を救って、そして、兵の命も救ったのだ。二人を助けていただきありがとうございます。」
「私たちからも、ありがとうございます。」
ダルフの感謝の言葉に続いて、私たちも感謝の言葉を伝えた。
「兵を助けていただき感謝する。」
「いや、いいさ。偶然通りかかったまでに過ぎないんでね」
とこの男は言った。
「そう言えば、まだ事情聴取してなかったな。君は何者だ」
とさっきまでの感謝の気持ちとは、別にすぐに切り変えて、男に質問した。

「俺は、シロン。通りすがりの旅人。事情がアスロンに向かう途中に立ち寄った、だけさ」
とシロンは答えた。
「なるほど、旅人なら食いぶちは、ハンティングによる賞金か」
とランダは、面白そうに言った。
「そうだが、何か変化なのか」
とシロンは少し怒ったようにして言った。
「いえ、そんなつもりはありません。なら、ダルフとシロン。あなたたちに軍からハンター依頼をお願いしたい。」
とランダは言った。
「ハンター依頼」
とジットとセラは驚いた。が肝心のダルフとシロンは冷静だった。
「ハンター依頼をってことは、オーガオールか目的は」
とダルフは言った。
「あぁ、近年この地域辺りで目撃情報が、増えている。オーガオールは元々はこの辺にいるモンスターではない。それがなんらかの影響でここに住み着いている。そしてモンスターが生息圏を追い出されて村を襲うから、この近辺の村村に被害を与えている。そのため、お二人にはオーガオールの討伐をお願いしたいのだ。」
とランダがしゃべった。
「まぁ別にやっても、いいんだけど。その頃あんたたち軍隊さんたちは何をやっているんだい。まさか危険、怖いし、そんな恐ろしいことは関係のない旅人にやらせて置けばいいってこと、かい。理由が聞きたいね。」
とシロンは言った。
確かに理由が無いのに、報酬を出すから行けってのは、なめられているし、いい気がしない。
「理由は、戦力不足。討伐隊を出すより、君たちの方がモンスターとの戦闘に長けているからだ。そしてもし行き違いに村が襲われても、軍が守る。その事で士気が高まる。
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