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ダン梨・Y
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いの護衛が一人欲しい所だな………さて、問題は現体制を作っている団長殿か。牢屋に入ってもらうのが手っ取り早いんだが、さてはてどうにか搦め手で落とせないかね?現体制に不満のあるファミリアで腕利きの奴をこっちに取り込めれば内乱を誘発できるし……そう難しくはないなぁ。情報源も手に入ったことだし」
「バミューダが加速度的にあくどい計画を組み立て始めた!?」
「べ、ベルさん。バミューダさんのコレはいつもの性質の悪いジョークですか?」
「いえ、見てくださいリューさんあのバミューダのあくどい悪魔の微笑みを!ジョークの時は真面目な面してふざけた事抜かすバミューダですけど、本気であくどい事考えている時は決まってあの笑みなんです!!」

 流石俺の友達、良く分かっていらっしゃる。しかし聞き捨てならんなぁ、これはお前の為の計画でもあるんだぞ。将来の嫁さん候補は多い方がいいだろ?無論ついでの話であって俺が楽しむのが優先だけどね。

「あくどいだなんて酷いなぁ。俺はみんなの幸せを考えて計画を立ててるのに。ねーゲドくんにリリちゃんや………みんなで幸せになろうよ」
((((こいつ、どこまで本気なんだ!?))))

 なんのことはない、原作通りならソーマ・ファミリアなんぞ空中分解してないのが不思議なくらいのスカスカファミリアだ。余りにも狙うメリットがなさ過ぎて誰にも喧嘩を吹っかけられていないだけのチーズの防壁など縫える穴はいくらでもある。

 そしてその鍵となるのはリリルカ・アーデ!………ではなくゲドの方だ!!

「ふははは………さーてゲドくぅん?このまま神酒(ソーマ)欲しさに泥船にしがみついて溺死するか、ちょいとアル中を我慢して可愛い女神の下に降りるか………選ばせてあげようじゃないか!!ただし俺の満足する選択じゃないと解放してやんねーんだけどねー!!ギャハハハハハハハハッ!!」
「邪悪!!吐き気を催す邪悪!!」
「これはギルドに通報待ったなしですわぁ」
「というか今は営業してないとはいえ店の中で騒がないでもらえますかね?」
「は?何言ってんですかリューさん。貴方も協力するんですよ、この計画に?レベル3以上ありそうな俺の知り合いって今のところリューさんとガネーシャ・ファミリアの黄金仮面さんくらいしかいないんですもん」
「………言い方は悪いですが、私はあくまでこの店の従業員であって戦いをする人間ではありません。貴方も身の程というものを考えて、無謀な計画に参加すべきではありません」

 とりあえず流れで話は振ってみたが、やっぱりリューさんは協力してはくれなさそうだ。ま、最悪黄金仮面さんだけで行くつもりなのでいいのだが……どうもね。リューさんはそれでいいんだろうか。

 リューさんから見ると、リリちゃんもゲドも「ごくありふれた、他人を貶めて利潤を得よう
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