第二十二話 みんなで企めば怖くない!
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まずはケスラーが3人の調査をしてきたそうです。
「テレーゼ様3人の調査を致しましたが、ビッテンフェルト、ワーレンは素行問題等は有りません。
些かビッテンフェルトが口が悪く短気なところをのぞけばですが。
ワーレンに関しては非常に優秀です冷静沈着ですし。
しかしロイエンタールは素行が悪すぎます、女癖が悪く何度もトラブル等を起こしています。
あのような者が良いのでしょうか?」
「ケスラー確かに女癖が悪いのは良くないですが其れを上回る資質が有るのですから、一概に切り捨てることはしないですよ」
ケスラー本気で心配してるみたいだね。
「しかしです。あの者の噂ではロリエンタールと呼ばれており、恐れ多くもテレーゼ様の唇を奪ったと言うではないですか。その様な不埒で不敬な者をテレーゼ様のおそばに置く訳にはいきません」
「ああその噂ですか、それは武術優勝のご褒美にほっぺたに軽くキスしただけですよ。
其処まで噂が大きくなっていたとは、ビックリですよ」
クックックッワーハッハ。ロリエンタールだって可笑しいー吹き出しちゃうよ!
ケスラーが怪訝な顔するまえに我慢我慢、家帰ってから笑おう。
「そうですかしかし士官学校ではロリエンタール事件として有名だそうです。
今年の入校式にテレーゼ様が呼ばれなかったのはその為だそうです」
「なるほど迷惑をかけた訳ですね、しかしどんな事件なのですか?」
「テレーゼ様言い難いのですが、テレーゼ様が士官学校へお行かれた時余りの可愛さに生徒達がフアンクラブを創立したのです。
その総数は全校生徒の八割という状態になりました。
およそ16000人です、その時テレーゼ様がロイエンタールにキスをしたと言うことで学校中が彼に嫉妬し大騒ぎと成ったのです。それ以来彼はロリエンタールと言われいるのです」
うわー気の毒ですね、ロイエンタールだからかパーティーで余所余所しかったのは、けど女の敵には少しは反省して貰った方が良かったと言うことにしましょう。
「けど能力に問題無ければ良いのですよ、追々修正していけば良い訳ですし」
「士官学校の評判ではテレーゼ様の侍従武官とと言う噂が流れております」
「良いんじゃない噂は噂で、その時にならないと決めませんよ」
本当は決めてるんだけどね。
「ケスラーご苦労様です」
「御意」
「御意はいいのに」
「はっ」
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卒業式書こうとしたらそこまで行けませんでした。
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