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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション Re:start
Turn:20 サバイバルの刺客
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勝利したミツキが呼吸を整えファイカを取り出す
「………行ける!」
ぐっとこぶしを握り順調にたまっているポイントに口元が緩むミツキ
だが次の瞬間ファイカからけたたましい警告音が鳴り響く
驚いて落としそうになってしまうが何とかキャッチして周囲を見回す
「この音って………」
先ほどまでのファイターの接近音とは違う………
すると一人の女性がミツキの下へ歩み寄った
「まさか、初日からあなたと戦うなんてね」
そう言ってファイカを見せるのは弓月ルーナ
彼女の母であるアムと同じ元ラミーラビリンスで今はタレントとして活躍している
同時にアムの親友でミツキは幼い頃から親交のあった人物
「ルーナさん………」
「悪いけど、ミツキが相手だからって手加減できないよ」
「私も………ここで負けるわけにはいきませんから」
ハンターとしてフィールドに降りているルーナに負ければポイントをすべて失う
ここまで順調にポイントを貯めてきただけにここで失うのは大きい
「スタンドアップ!ヴァンガード!」

ミライのファイカにもミツキとルーナのファイトが始まったことが通知されていた
「ミツキ………」

「ライド!短剣の奇術師 エティ、プレジャー・キャスターは移動」
惑星クレイ、ダークゾーンのステージ
ルーナのクラン、ペイルムーンのホームで始まったファイト
「ライド!呼声の宝石騎士 クリスティーン!ヘロイーズを移動、ヴァンガードにアタック!」
クリスティーンが剣を構えエティに向かっていく
このファイト、ミツキはヘロイーズを斜めに移動している
「ドライブチェック」
【涼風の宝石騎士 アルトガロ】トリガーなし
「(よし!アルトガロ!これなら………)」
エティにクリスティーンの攻撃が決まる
「ダメージチェック」
【ダークサイド・ソードマスター】クリティカルトリガー
しょっぱなからクリティカルトリガーがダメージに落ちてしまいルーナにとっては厳しい局面のはず
それでも彼女はいつも通りの笑顔だった
「ドロー、ライド!絵札の奇術師 ラッピン、更にダークサイド・ソードマスターをコール」
リアガードを序盤から並べてきたルーナ
「プレジャー・キャスターのブーストしたソードマスターでクリスティーンにアタック」
「ノーガード」
【閃光の宝石騎士 イゾルデ】トリガーなし
「ラッピンでヴァンガードにアタック」
「それもノーガード」
「なら、ドライブチェック」
【鏡の国のいたずらっ娘】スタンドトリガー
ラッピンが飛び上がってカードを投げるとそのカードがクリスティーンを切り裂いていく
【純真の宝石騎士 アシュレイ】トリガーなし
「さらに、スタンドしたソードマスターでアタック!」
ダークサイド・ソードマスターが続けざまに剣を飛ばしてきてクリスティー
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