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ONE PIECE
プロローグ〜無人転生〜(旧)
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っ……私の戦闘力、低すぎ……?


 無人島生活10年目。
 記念すべき?10年目である。もう面倒だから日数は数えない。
 救援もこない。俺は一生ここで過ごすのだろうか……。
 まあ、そんなに悲観していない。
 いまの無人島サバイバル生活も結構楽しいし、もっと強くなりたい。


 まだ見ぬ強敵が俺を待っているぜええええ!


 無人島生活50年目。
 感謝の正拳突きが音速を超えた。


 無人島生活100年目。
 気と魔力の合一(シュンタクシス・アンティケイメノイン)


 無人島生活300年目。
 解放・固定(エーミッタム・エト・スタグネット)千年(アントス・パゲトゥー・)氷華(キリオーン・エトーン)」!!
 掌握(コンプレクシオー)!!
 術式装? 「千年氷華」!!
 術式兵装(プロ・アルマティオーネ)氷の女王(クリュスタリネー・バシレイア)」!!


 無人島生活400年目。
 音速を超える正拳突きと咸卦法と闇の魔法(マギア・エレベア)にはさしもの島の主も勝てなかったらしい。
 これで、弱かった『俺』とはお別れだ。
 今日から私は本当の意味でエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルになるのだ。
 さあ、というわけで島の外に飛び出してみようか! 


 まだ見ぬ世界が私を待っているぜええええええええ!


 無人島生活401年目。
 ナニあの巨大な海獣。勝てるけれど、数が多すぎて遠くには飛べなかった。無念。





「と、いうわけだな」
「……ゴ主人モ苦労シテルンダナ」

 チャチャゼロに心底同情された。
 こいつは私の魔法で作った自慢の従者人形だ。
 かわいらしいフランス人形で、まあローゼンメイデンみたいなもんである。
 惜しむらくは、なぜか原作のように好戦的な性格になってしまったことだろうか。

「オレノ性格ハゴ主人ノ気質ヲ反映シタモノダゼ?」
「何? 私はお前のようなキリングマシーンではないんだが」
 
 やれやれ、と憐れむような眼で見られてしまった。なぜだ。


 もちろん、無人島に道具なんてなかったのだが "あるもの" によって解決した、それは――

「オッ、ゴ主人、マタ漂流船ダゼ?」
「ほう、これはついているな」

 漂流船である。
 私が島を支配した200年前くらいから流れ着いてくるようになった。
 この世界に人がいる証明である。
 ただ、木造船ばかりなので、この世界はネギま!の過去の世界なのかもしれないな。
 この材料や道具によって、チャチャゼロだけではなく、いろいろな魔法薬なども作ることができた。錬金術楽しいです。

「オイ、ナンカ浮イテルゾ? ケケケ、土座衛門ッテヤツカ?
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