ONE PIECE
プロローグ〜無人転生〜(旧)
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、聞カセテクレヨ」
「ああ、そうだなチャチャゼロ。丁度いい、一度じっくり私の話を聞いてもらおうか」
◇
「おおおおお! 水じゃああああ!」
転生生活3日目。
一発目から死んでトラウマになった俺は砂浜でひたすら震えて過ごしていた。
けれども、飢えと渇きに苦しみ、仕方なくびくびくしながらジャングルへと入り込んだ。
この体はスペックはやはり高いらしく、生き物の気配を読んで、ひたすら戦闘を避けつつ、水音を探した。
で、ようやく泉をみつけたのだった。
「うめえええ!」
3日ぶりに飲む水はまるで甘露のようだった。人生で一番うまかったに違いない。
だがしかし、水というのは生物にとって欠かせない存在。
当然、水場は野生の生物にとって生死に直結する聖域である。
「ん? やばっ」
渇きをいやして気を抜いた俺は "ズシン" という音に気が付く。
そちらをみやると、恐竜さんがコンニチワしていました。
俺は死んだ。スイーツ()
転生生活30日目。
あれから何度も死んだ。死んでも復活することをいいことに、修行しまくった。
前世では働いたら負けかな? と思っていたけれど、生死がかかると人間必死になるんだね。
10回くらい死ぬと死ぬのが怖くなくなったぜ。
食料は小型の生物と果物でなんとかなってるのが救いか。
「よう、恐竜野郎、今日こそお前の年貢の納め時だぜ」
「グルルルル」
死に戻りをしつつ毎日チャレンジしていた恐竜君。今日こそ俺が勝つ!
転生生活57日目。
今日も負けた。恐竜君マジ強い。マジ理不尽。
でも、最近は3分間くらい耐えられるようになってきた――素手で。
そう、俺はいままで素手で戦ってきたのである。
ウルトラマンもびっくりである。
本当は魔法を使いたかったのだけれど、使い方なんてわからないし。
魔法の使えないエヴァンジェリンなんてチーズのないチーズバーガーみたいなもんだよね。
ああ、チーズバーガー喰いてえなあ。和食が恋しい。
だって、涙が出ちゃう。女の子だもん。
転生生活⇒無人島生活82日目。
「世界はいつだって、こんなはずじゃないことばっかりだよ!!」
驚愕の事実。この島、無人島っぽい。思わずクロスケのセリフをパクってしまった。
海岸線沿いに歩いたら、ぐるっと一周してしまったのだ。人っ子一人いやしない。
無人島生活100日目。
記念すべき?100日目。
最近は魔法をどうにかして使いたいと思い、瞑想をしている。
ダメ元だったが、なんか魔力っぽいものを感じることができる。
というか、俺の服、魔力出できていた。
あれ、これ
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