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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
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上がらない。
私の心は静かなまま、何の音も出さない。
アルト「私はやっぱりあの時死んだ………。」
???「あら、そうでも無いわよ?」
アルト「えっ?」
いきなり声を掛けられて、声をかけてきたほうを見ると、赤に近い黒色のドレスを着て巨乳で凄くセクシーな女の人が私の方を見ながら立っていた。


アルト「貴方は誰ですか?」
誰かと聞いてみたけど女の人は答えてくれなかった、だけど………
女の人「真実を知りたかったら、アメストリスに行くことね。グラトニー帰るわよ。」
変な生物「ハーイ、ラストォ〜♪」
女の人は変な生き物を食べ終わった変な生物と一緒に帰って行った。
上手くまだこの状況を飲み込めない………。
だけど、私の頭の中にはさっきの女の人が言った「真実を知りたかったら、アメストリスに行くことね。」という言葉が流れていた。
真実?父さんのこと?あの女の事?父さんが何処に行ったかってこと?
知りたかったら、アメストリスに………。
軍事国家で錬金術の発達した国………父さんが調べてた錬金中………。


私はそれから数日後、アメストリスへと旅立った。
真実を知るために――
父さんを探すために――


+アメストリスのとある裏路地にて+


アルト「うわぁ〜、やばいなこれ………」
アメストリスに来てから数か月、私は父さんが研究していた錬金術をマスターし、今は裏路地で変なおじさんに絡まれてる。
おじさん「ねぇねぇ、お嬢ちゃんおじさんと楽しい所に聞かない?」
壁に手をついて、自分ではカッコイイと思って居るポーズで私をナンパしてくる。
なんなんだろ、このおじさん………。
アルト「あの、あたし急いでるんですけど。」
別に急いでも無いしどこにも行く予定ないけど、このおやじを振り払うために嘘をつく。
おじさん「いやいや、そんなこと言わないでよぉ〜。すぐ終わるからさぁ〜。」
何がすぐ終わるんだよ(怒
仕方ない、素人相手にこのては使いたくなかったけど………。


アルト「ねぇ、おじさん……。」
おじさん「なんだい〜?」
気色の悪い顔を近づけてくる。
だから私は、
アルト「気色悪いんじゃボケェェェェェ!!!!」
おじさん「ギャァァァァァァァ」
この国に来て覚えた錬金術を発動させておじさんをボコッボコにしてあげた。
アルト「ふっ、これに懲りたらもうあたしに近づかないことね。」
おじさん「はっはい〜、分かりましたーーーーー。」
尻尾を巻いて逃げて行った。
あははっ、いい気味♪
あれ?ふと、横の方を見てみると大きな犬を連れた金髪で赤と黄緑のオッドアイ女の子がこっちを見ていた。
アルト「ん?こんな時間に、女の子一人で出歩くのは危険だよ?」
女の子「いや、あんたの方が危険だよ。いろんな意味で。」

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