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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
第十章 偽りの心
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弱くない!!!!」
シレーナ「ッ?!」
アル「シレーナ!!!」


アルトが「あたしは、あんたみたいに弱くない!!!!」と叫んだ瞬間、アルトの周りに氷の槍が出てきて、シレーナめがけて飛んできた!
突然の出来事にシレーナはかわすことが出来なかったが、アルが盾となってシレーナを守った。

エド「アル!」
慌てて、エド達もシレーナのもとに駆け寄る。
アル「僕は大丈夫。それより、シレーナは?!」
シレーナ「大…丈夫…。…あり…が…とう……」
優しくアルに微笑みながら礼を言、シレーナはエドに黄色い結晶を手渡した。
エド「これは……」
シレーナ「アルト…は……偽りの……心で自分を…騙してる……。
     それに…耐え切れ……なくなった…スピルーンが…あともう少しで……壊れる……。
     お願い……エド…アルトの…闇を……払って……」
この部屋に入る前に0号が言っていたような事をシレーナまた言い出した。
まだよく分かんないことだらけだが、スピルーンが崩壊してしまうと、アデールのようになってしまう事だけは分かる。
エドはアルトの闇を晴らす事を決めた。


アルト「う、うう゛ああああああああ゛」
突然アルトが頭を抱えて苦しそうな声をあげた。
そして、何か黒い煙?生き物?がアルトの周りから出てきた。
シレーナ「あそこから……スピルーンの……中に…行ける……」
黒い物を見ながらシレーナは言う。
リン「エド!あの中に入って、アルトがエドに心を開いた瞬間にその結晶を入れるんだ!」
ランファン「失敗すれば、お前はスピルーンに吸い込まれて死ぬだろうな。」
シレーナ「……アルトを…救って……」
エド「分かった!俺が絶対に、アルトを闇から救ってくる!!
   アル、みんなを頼む!」
アル「うん、分かった!
   兄さんも気を付けて!!」
皆の思いを背に受け、エドは黒い物の中へと入って行った……。




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