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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
第十章 偽りの心
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面から壁がぐずれ去るような大きな音が!!
「はあぁぁぁぁぁはぁ!!!」
『バキィィ!!!!』
『ドスンッ!!』
メール「キュウ……」
『ガクッ』
大きな声ともにあの扉が開いて、あのめちゃ強だったメールがスピルーンに激突をして戦闘不能に!!!


アルト「な、なに?!何が起こったの?!!!」
突然の出来事にアルトは動揺を隠せない。
何が起きたのかを確かめるためにあたっりを見渡す。
そして、東方面にモクモクと出ていた煙の中に誰かが出てきた。
その人物は……
リン「エド、こんなところに居たのか?!」
ランファン「…………」
エド「リン!!」
顔や服が炭で少し黒く汚れたリンとランファンだった。
リンは手を振りながらこっちに向かって来ている。
そして今度は西方面から、あの声が!
アル「兄さん!」
シレーナ「…やっと……見つけた…」
エド「アル!それに、シレーナも!!」
少しボロボロになったアルとその後ろにシレーナがこっちに向かって歩いて来ていた。
最後にあの扉から…


0号「エドワード……約束通り彼女は守り抜いた……」
『バタッ』
頭から血を流し、着ている浴衣はボロ雑巾みたいになっている0号が扉の所に立ってこっちを見ながら言っている。
そして、力尽きその場に倒れた。
エド「0号……。」
0号を見ながら、小さな声でそう言った。
エド「アル、お前どうやってこの部屋に入って来たんだ?
   この部屋は砂漠の中にあるんじゃ…」
エドが話し終わる前にランファンが口を開いた。
ランファン「この部屋は地平線まで広がる砂漠の中にあるようにデザインされているだけだ。
     実際には、他の部屋と何も変わらない普通の部屋だ。」
エド「そうだったのか?!」
このスピルーンの前まで来るのに何時間もかかった自分はなんだったんだ。
とエドは思った。


この部屋のトリックはバレルは、もう死んでいるものだと思って居た奴らが生きてるし、あの最強だったメールの負け
それらを目の当たりにしたアルトは動揺しまくっている。
アルト「メールが負けた?
    嘘……そんなことあるわけない、あのこが負けるなんて……」
そんなアルトにシレーナがゆっくり近づき、
シレーナ「……信じ…られない…?」
と首をかしげながらアルトに聞く。
アルトは少しビクッとなりながらも
アルト「あたしは……心を捨てたんだ…。
    メールが負けたくらいでなんともない!」
と言い張るアルトにシレーナは、
シレーナ「……嘘。
     あなたも…私と…同じ……偽り…の心を……」
なにを言おうとしたが、それを察したアルトは
アルト「うるさい!!!
    あんたなんかと一緒にしないで!!
    あたしは、あんたみたいに
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