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とある3年4組の卑怯者
50 親子(たいせつなひと)
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「そうだ、今度は花輪クンも入れて散歩したいわねえ〜、花輪クンもミス・ビクトリアって犬がいるのよ〜」
「はは、それは楽しみだね・・・」
 たかしもみぎわの花輪好きに少々引きながらも、いい考えだと同感していた。
 帰る道がそれぞれバラバラとなっていく。一人になった藤木はたかしの犬・タロとその親犬、そしてみぎわの犬・アマリリスのことを思い出していた。
(タロとタロのお母さんってお互い思いやりがあってどっちにとっても大切な存在だったんだな・・・。タロはアマリリスと仲良くなってお互い大切な親友のようになっていたしな・・・)
 そして藤木は自分が好きな女子二人は自分を大切に思ってくれているのか気になった。
(僕にとってはリリィも笹山さんも大切な存在なんだ。会えなくなると寂しいさ・・・。でも二人は僕と会えなくなるとどう思うんだろう・・・?)
 その事は藤木には想像できぬ事であった。
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