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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第25話『神崎兄妹』
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撃する。
「話を聞いてもらえそうに無いようですね。」
雅はロードスラスターでその攻撃を受け止める。
【KAMEN RIDE-DELOAD-】
「変身!」
雅はディロードに変身する。
「こうなれば、一度叩き伏せるしか無いみたいですね。」
【ATTACK RIDE-SLASH-】
ディロードはロードスラスターにスラッシュのカードをスキャン。ロードスラスターの刀身の両側にエネルギーの刃が出現する。
「どうだ!」
ディロードは横薙ぎの一閃を放つがナイトは軽々と避け、
〈NASTY VENT〉
ナスティベントをスキャン。契約モンスターのダークウィングが現れる。
「やばい!」
【ATTACK RIDE-ARMED SABER-】
ディロードは
装甲声刃
(
アームドセイバー
)
のアタックライドをスキャンし、ロードスラスターを装甲声刃に変える。
「ハァッ!」
ディロードは装甲声刃の音?増幅装置に声を放ち、ダークウィングも同時に超音波を放つが、音同士がぶつかり合い、音波は消滅する。
「なかなかやるな。さすが、世界を破壊しに来ただけのことはある。」
「ですから、僕は世界の崩壊からこの世界を救う為に来たと何度言えば納得していただけますか!」
「そんな言葉、信用できるか!」
「あなたにそのデッキを渡した男は信用出来て、ミラーモンスターに襲われて自衛した人のことは信用出来ないのですか!」
ディロードとナイトの刃が激しくぶつかり合う。すると、
「止めるんだ、ナイト。」
「蓮、やめて!」
神崎士郎、優衣の兄妹が現れ、ナイトを止める。
「神崎士郎!それに優衣!どうして止める!」
ナイトは士郎の言葉を聞き、戦いの手を止める。
「その男は、再び開いたミラーワールドと現実世界の扉を閉じる為に来てくれた。本来、お前と共に闘うべき存在だ。」
「じゃあ、このデッキを渡し、俺の記憶を復活させた男は!」
「ナイト、お前は根底からずれている。そのデッキは、この世界のパラレルワールドから持ってきた模造品。今頃、そのデッキの世界が大変なことになっているだろう。」
「だが、それでも恵理は救える。」
「無駄なことだ。パラレルワールドが崩壊すれば、この世界も近い将来同じ結果になる。こちらの世界にはもう無いデッキがあるんだ。当たり前だろう。」
「そんな…騙されていたのか!」
ナイトは叫ぶ。すると、
「ディロード、余計なことをしてくれたな!」
鳴滝と、アスムが現れる。
「鳴滝!蓮さんにデッキを渡して再び仮面ライダーにさせたり、その蓮さんを僕と戦わせたり、何が目的だ!」
「ディロード、君の存在は危険そのものだ!消えてもらう!いけるか、アスム君?」
「はい。あれがディロード…なんて禍禍しいんだ。変身!」
アスムは音角を鳴らして仮面ライダー響鬼に変身する
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