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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第25話『神崎兄妹』
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ラーワールドと現実世界の扉が開き、ミラーワールドの優衣が現実世界の優衣と入れ替わった。ただし、二十歳になったら完全に消滅することを条件に。その日から、士郎の戦いが始まった。まずはミラーワールドを開く方法。そして、そのエネルギー。研究を続けた士郎はついにミラーワールド内に命を具現化させる事に成功した。そして、それを基に様々な生物を作り出したが、生まれたのは理性の無い怪物だけであった。士郎は考えた。どうすれば優衣に新たな命を与えられるのか。そして士郎は閃いた。このシステムを利用し、ミラーワールドの中でも生き残れる強靭な精神と命をミラーワールド内で物質化し、それを優衣に与えようと。士郎はミラーワールドに関する実験を何度も繰り返し、ミラーワールドと現実世界を行き来するシステム、ライダーデッキを13個完成させた。しかし、その実験の途中で士郎は事故で命を落としてしまい、その想いだけが、ミラーワールドに残った。その時に士郎は思いついた。このモンスター達と自分が選定した12人を戦わせて、最後にこちらで用意した番人と戦ってもらう。負ければやり直し。勝てばそいつの命を優衣に渡せばいい。そうして始まったのがライダーバトル。ミラーワールドだ。全ては、一人の男が、妹を救う為に─」
雅はフェイト達に説明をした。
「それで、今は?」
「どうやら、ライダーバトルは終わりを告げ、ミラーモンスターがいる事を除けば、平和な世界になっているらしい。僕の役目は、そのミラーモンスターの駆除のようだ。行ってくる。」
雅はそう言い、出ていった。
「さて、状況を確認するならあそこかな。」
雅は、マシンディローダーを走らせ、かつて龍騎とナイトが住み込みで働いていた喫茶店、花鶏に向かった。
「いらっしゃい。」
雅が店に入ると、中年の女性が出迎えた。
「ダージリンのセカンドフラッシュで。」
雅はカウンター側の席に座り、注文をする。
「はいよ。」
店員はそのまま作業に入る。その間、雅は横に目を向けると、仲の良い男女が写った写真が何枚か飾られていた。
「あちらの写真は、息子さんですか?」
雅は答えを知りながら質問する。
「私の甥と姪よ。今頃、どこで何をしているやら。」
「きっと、元気でやっていると思いますよ。」
「あら、気の利くことを言うのね。それに一見さんでしょ。今日は半額でいいわ。」
店員は注文の品を出す。
「そんなわけにはいきませんよ。」
「いいのよ。私がいいって言っているんだから受け取りなさい。」
「ありがとうございます。」
雅は、店員の好意を受け取る。
「美味しいですね。」
「あら、それはどうも。前に同じ注文をしたお客さんがいたけど、口も付けずに帰ったわ。お兄さん、口が上手いのね。」
「いえいえ、僕は口下手ですよ。」
雅は店員と世間話をしながら一息つき
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