暁 〜小説投稿サイト〜
ランス 〜another story〜
第3章 リーザス陥落
第102話 最強のパーティー
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さないほうが良いでしょう)」
「(あ、あうぅ…… さ、流石に私も……)」

 マリスとシィルの感想が大正解、である。

 それはとりあえず置いといて、リアが次の手順で 自分にキスをする、とランスに説明。
 濃厚なキスを交わした後に、ボタンを押して解除成功。

 ……キスをする必要なかったのでは? と言うツッコミがあったが そこはあえてスルーしよう。

 ごごごごごご、と振動と共に部屋全体が地下へと下がって行っている。
 やがて、振動は止まり 入ってきた入り口がひとりでに開くと―――。


「―――――光だ。って……! おわっちゃちゃちゃ!! 熱ッッ!」

 
 途端に、扉の向こう側から 眼をやられるくらいの光が流れ込んできた。開ける事は叶わず、光が強すぎて肌が焼け付きそうな程の強烈な光だ。

「ここからカオスまでは、不浄を許さない光の結界です。全員、着るものを全て脱ぐ必要があります」
「なんだ。着たり脱いだり忙しいな。まぁ 良いか。ぐふふふ…… 眼福な光景と言えばそうだからな。もっと女どもを呼べば良かった」
「は、はぅ……」
「さっさと脱げ。シィル。マリスとリアはもう脱いでるぞ」
「えへへへー ダーリンっ」

 男1人、女3人。確かにハーレム状態だから ランスにとっては至福の時だと言えるだろう。それも、ランスに好意を持つ女のコ限定っぽい所があるから(マリスは別と言えばそうだが)

「ちっ! フェリスを呼べば 面白い展開があったのに、つまらん!!」

 光で満ちた部屋に悪魔であるフェリスを呼べばどうなるか…… やってみなくても判る気がするが、今はそれは叶わないのも判るだろう。フェリスはユーリに召喚されており、現在は戦闘中。1人につき悪魔は1体まで呼ぶ事が出来るから、ランスには今はフェリスを呼ぶ事は出来ないから。

「さあ! さっさとカオスとやらにご対面に行くぞ!」
「は、はい!」
「おーっ!」
「行きましょう」

















――そして場面はユーリ達の方に変わる。


「ほ、本当ですか? ユーリさん!」
「……ああ。今までの情報。ノスの言動と これまでの魔人側の行動。それらを照らし合わせて導き出した答えだ。……カオスの封印を解くと、厄災が蘇る」

 かなみに考えの全てを伝えた。ノスとの戦いの時に それとなく探りを入れて導き出された答えだ。信憑性は極めて間違いないと言えるだろう。

「そんな…… も、もうリア様たちは カオスの元へと向かっている筈です……!」
「ああ。だから急ぐ! トーマ、行けるか?」
「無論だ。まだ、屍を晒すのには早すぎる。……責を果たしておらんからな」

 ノスとの戦いで致命傷とまではいかなくとも
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