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目な事やっているとでも言いたいの!?弱いものいじめしかしていないように見えるけど!!」
花輪の母が言う。
「貴方達のお父さんやお母さんに言った方がいいかしら?電話するから番号教えなさい!」
「ウ、く、くそ、覚えてろ!オマエら、今度はこれで済むと思うなよ!」
山口は皆にそう吐いて子分を連れてその場を逃げるように走り去っていった。こうして戦は終戦した。
「カズちゃん、大丈夫!?」
「だ、大丈夫だよ、mama」
「貴方達も大丈夫?」
花輪の母は息子のみならず、皆を心配した。
「オ、オイラはだ、だいじょうぶだけど、みんな・・・」
山田が涙目になって言った。リリィも藤木も体中あちこち殴られ蹴られたためあちこちに痣ができていた。はまじやブー太郎は顔が変形したかのように殴られ蹴られたところが腫れあがっていた。山根は胃腸の痛みで硬直したままで、永沢は比較的軽傷だった。
藤木はリリィに無様なところを見せて情けなく思っていた。以前彼女が笹山と共に上級生の女子に絡まれた時、助けに行こうとして、結局自分も一緒にやられてしまい、その後、まる子の姉とその友達の助けがあって問題は終結できたものの、自力でリリィと笹山を守れず、自分がみっともなく思った。二人は助けに入った藤木には謝意を表していたものの、もっと強くなりたいと思っていた。あの時と同じで好きな女子の前で恥をかいてしまい、これではリリィは自分に失望して嫌いになるのではないかと藤木は落ち込んだ。
先ほど暴れん坊たちにいじめられていた男子二人が近づき、礼を言う。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん達、そしておばさん、おじいさん、ありがとうございます・・・」
「大丈夫さ、君達も傷を負っているけど大丈夫かい」
花輪は笑顔で男子たちに言った。
「うん、家で消毒してもらうよ、さようなら」
二人の男子は花輪達に敬意を表して帰った。
その時、まる子たちが駆け付けた。
「ハア、ハア・・・」
「Kazu!Are you OK!?(カズ、大丈夫かい!?)」
「Y,year・・・.I’m OK.(ああ、大丈夫さ)」
マークが花輪を心配した。そしてみぎわも勢いよく近づく。
「花輪くう〜ん、可愛そうね、私のダーリンにこんなひどい目に遭わせて!!」
「もういいよ、baby・・・」
みぎわの必要以上の気遣いに花輪は苦笑した。
「リリィ!?」
メイベルはリリィを呼んだ。
「大丈夫よ・・・、藤木君が私を守ろうとしてくれたから・・・、ね?藤木君?」
「いや、僕じゃないよ、花輪クンが助けたんだよ・・・」
「でも、真っ先に私を助けようとしたのは藤木君じゃない・・・」
「そうだけど・・・」
メイベルは藤木の方を向く。
「アノ、私の友達を助けてくれて、アリガトウ・・・」
「え
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