暁 〜小説投稿サイト〜
俺のペットはアホガール
『汚れたバベルの塔』side4-2
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「(私はこの海で斎藤くんとイイ感じに…)
 ねぇ斎藤くん。よかったら……私と泳ぎに…「貴様ー!! そのデカパイをあっくんに見せつける気かァァァァ!!」んなっ!? 見せつけたりなんてしませんよっ!!!」

「………」

来て早々変な場面に立ち会わせちゃった。
しおーも食べるし〜とイランから貰ったスイカを終殿へと持って来たのはいいけど、ちよ子と高浜さんの変な修羅場に出くわしちゃった……。

「で、でも…まぁ。斎藤くんも男子ですし? 向こうから見て来たりはするかも///」

グラビアモデルさんが大きい胸を両腕の内側で寄せるあのポーズ……だっちゅ〜の?
で、大きな胸を終殿にアピールしながら照れ顔で言っているけど…

「見ないし」

「ちょ、ちょっとくらい見ても怒ったりなんてしませんよ!?」

「見る気ないから」

「見てよぉぉおおお!!!」

「変態かっ!!?」

あーあ。バッサリ切られてるよ……やっぱり。
美希が前に高浜さんはこの呪われた学校の犠牲者2号なんですよ……と言っていたけど本当だ。
バイオで一番最初に殺やられそうな人Tだよ。……高浜さんが2号なら1号は誰なんだろう??

「やはり見せつける気満々かァァァァ!!」

「りつこのえっちぃ〜♪」

「………///」

なんて声をかければいいのか分からない。
でも…そうゆうのはもっと大人になってから/// 今の僕達にはまだ早いような///

「お仕置きだああああぁぁぁぁぁあああ!! ハイッィィィ!!!」

「んなっ」

「えっちよ子!?」

お仕置きだと叫んだちよ子が高浜さんの大きなお胸を鷲掴わしづかみにして押し倒し上から覆いかぶさったって何しているだっ、二人とも!?

「さ、斎藤くん助けて……って」

「ん………あ」

海の家からレンタルしたパラソル&ビーチチェア&丸い小さなテーブルの上にはハワイアンな感じのハイビスカスあとパイナップルオレンジその他諸々で飾っている、トロピカルジュース。
黒いサングラスもかけて、持って来た勉強道具を手に

「う、海を満喫してるぅぅぅぅうう!!?」

ご愁傷様だよ、高浜さん。

「今だっ!!! どりゃあああっ!!」

「し、しまった!?」

油断した一瞬の隙をついてちよ子は高浜さんを埋めた、砂の中に。
ただ埋めるだけじゃつまらないですよ〜、と焼きとうもろこしを食べていた大和からの助言があってちよ子とイランは砂を盛って高浜さんの顔の下に体のラインを作った。
何がしたいんだろこの子達は……そして大和殿はよく食べるな。先程から発見した限りずっとなにか食べているような…。

「やったぞ……」

「?」

「おっぱいを砂で平らにしてやったぞっ!!」


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