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雪なぞ降るのも
第一章
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てもね、降らないといいわね」
 その暗い空を見て言うのだった、この日は降らなかったがこの時から二週間後だ。朝起きるとだった。
 窓の外は真っ白でどんどん降っていた、それを見てだった。
 純子は不機嫌そのものの顔で一階のリビングに降りてだ、家族に言った。そこには曾祖母と祖母、両親と姉妹達がいたが。
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