巻ノ百九 姉妹の絆その八
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も出た。
「気になる動きもあります」
「南蛮と密かに結ぼうとしておるか」
「そうでは、そして」
「その時はか」
「はい、辰千代様を」
家康の六男であり正宗の妹婿である彼をというのだ。
「そうでは」
「辰千代か」
家康はその名を聞いて顔を顰めさせてこう言った。
「前からじゃ」
「あの方についてはですか」
「あの勘気をどうかと思っておる」
気性が激しい、このことに気をつけているというのだ。
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