第80話 ギルドって...何?
[8]前話 [2]次話
「看板出来ましたよ」
「国王陛下、もう出来たのですか?」
「はい、これで良かったですかね?」
「色まで塗ってくれたんですか!ありがとうございます」
「それはそれは...」
「いくら支払えば宜しいでしょうか?」
え?貰うつもり毛頭無かったんですけど...
「いいえ、要りません、今回はこちらがお願いした側ですので」
「ですがっ!!」
「この場合私が渡すべきですよ?」
「そうですか?」
「そうなんですよ」
「そうかもしれませんけど...」
「それはいいんですけど...１日いくら位にするつもりですか?」
「1日3食付きで...銅貨30枚程度ですかね」
１日3000円か...結構安いな...狩りやってれば普通に銅貨40枚は貯まるし...
竜を殺せる位なら銀貨1枚は余裕で稼げちゃう...
こっちの世界は命をかける代わりに稼げるんだな...
あれ?駄目じゃね?
「結構安いですね」
「そうですか?まあ...食事付きでこれは安いかもですけど」
「食事無しの料金はどうなるんです?」
「銅貨15枚ですかね」
「じゃあ、今度泊まりに行きますね」
家、あるけどさ、落ち着けないんだよ、あそこだと
「わかりました」
さて、国王になってもすることがなくなった...
また狩りでもやるかな、ギルドのクエストを受ければ多く貰えるし
やりたくはなかったんだけどね...死にたくなかったから
今は、狩りをしてる人を見ると楽しそうだなって思えるからな...
久しぶりにやっても良いよな...多分...
「我、移動魔法を行使する、我、望むはギルド」
さて、行きますかな
「ケンジさん?何しに行くんですか?」
「あ、ミント、狩りをしにいこうかなってね」
「私も行っていいですか?」
「良いけど...大丈夫?」
「魔法による遠距離攻撃と回復ならできます」
「了解」
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除