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「さて...と、行くか」
「お父さん?」
「あ、イクス。ちょっと出掛けてくるから留守番頼んだ」
「はい。では」
イクスも大分家に慣れたな。よし。早速手続きだな。ゲートを開いて移動する。
「すみません衛宮総刃ですが」
「!?は、はい!?」
...本当にこれどうにかなんないかな?堅苦しくて困るんだが。とある手続きを済ませる。そして次は聖王教会だ。カリムには連絡してあるから大丈夫だ
移動すると見慣れない子が
「ん?」
シスターがん?ってなんだよ。そこはあら?とかじゃねぇのかよ!
「誰?」
「...衛宮総刃...カリムに用があってきたんだが」
「敵!?痛っ!?」
「まったくこの子は...すみません総刃さん。シャンテが失礼を」
「いや子供にため口使われようと別に気にしないからいいけどさ」
「ありがとうございます。シャンテ、この人はミッドの英雄ですよ?知りませんか?」
「へ?...あー、名前がよく判んないから判らなかった」
阿呆の子?まぁいいや
「シャッハ、カリムは?」
「お待ちしております。案内しますので」
「それじゃあな」
「う、うん」
相変わらず大きいなぁ
「あの子はシャンテ、シャンテ・オピニオンと言って...まぁ拾った子のようなものです」
「へぇ、でもあの子シスターに向いてないんじゃ?」
「今は確かに口は悪いですがこれから教育していくつもりですよ。さ、騎士カリムがお待ちです」
「カリム、久しぶり」
「お久しぶりです。前にお願いして以来でしょうか?それでお話とは?」
「うん、まぁそれなんだけどイクスヴェリアを保護した」
「「!?」」
「今はうちの子、娘になってヴィヴィオと一緒に育てていくつもり」
「は、ハハハ、なんとも...言えませんね...その、大丈夫なのですか?」
「あぁ、ヴィヴィオと喧嘩したりするけど大人しい子だよ。」
「そうですか...」
「ま、そういう事だから」
「...」
ゲートを開けて帰ろうとする総刃に
「あの、せめて玄関からお帰りください」
「ん?判った。それじゃあなカリム。なんかあったら連絡してくれ」
「はい。では」
廊下を歩いていくと懐かしい顔が
「お?総刃じゃん久しぶり」
「セイン!」
「まぁまぁ、俺は気にしてないから。それにこれくらいが気楽だし...分かる?色んな所で名前名乗ったら!?とかいう反応されるんだよ?それでみんな腰が引けてるしさ...」
「アハハ、それはキツいね...オットーやディードに顔出したら?」
「あぁ、それもそうだな。シャッハ、いいか?」
「構いませ
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