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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
第九章 極寒な銀世界
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真っ白い花が綺麗に咲いていたがカチンコチンに凍っていた。


シレーナ「…アネ…モネ……」
花を見ていたシレーナが息を吐くぐらいに小さな声で言った。
アル「アネモネ?確かアネモネの花言葉は・・・・・」
シレーナ「…孤独…」
アル「ッ!!」
まだ考えている時にシレーナが悲しそうな表情でまた息を吐くくらいの静かな声で言った。何故かその言葉に、アルは心にグサッと来るものがあった。
シレーナ「…あっち……にもある…かも……」
と言うとシレーナは何処かに向かって走り出した。
アル「あっ、シレーナ!どこ行くの?!ちょっと待って!!」
慌ててどこかに向かって走っていくシレーナを追いかける。
今この時、黒い影もシレーナとアルを追いかけた・・・。一体この黒い影は敵?味方?どちらなのだろう・・・・?

***

しばらくシレーナを追って走っていると、大きな空間に出た。そしてそこには・・・
アル「凄い!!一面アネモネの花畑だ!」
そう、この広い空間一面に白いアネモネが綺麗に咲いていた。でも・・・
シレーナ「…全部…凍って…る……」
そう、ここに咲いているすべてのアネモネはカチンコチンに凍っていた。まるでそれは、一瞬ですべてを凍られたかのように綺麗に凍っていた・・・。
シレーナ「…私と…同じ……」
アル「えっ?シレーナそれ・・・」
???「グルゥ!!」
アル「ッ!!シレーナ危ない!」
シレーナ「ッ?!」
『スッ ドカァァァ!!!』
シレーナの言っていることを聞こうとしたが、獣の声を上げる黒い影に襲われアルはシレーナと一緒に黒い影の攻撃を避けた!


アル「誰だっ?!」
???「グルゥゥゥ・・・」
アルが声をかけるとまた獣の声を出しながらこっちに近づいてきた。その姿は・・・
アル「豹・・・?」
そう見た感じは豹にそっくりな生き物だった。だがシレーナは、
シレーナ「…キラーパンサー…。…豹に…似てるけど……立派な……獣……。」
とあの豹みたいな生き物の説明をする。あの豹みたいな生き物も、
キラーパンサー「ガウゥゥゥ!!!」
みたいな感じで返事する。だぶん、あっているんだと思う。
アル「シレーナは下がってて!」
と危ないから下がっているように言うのだがシレーナは、
シレーナ「……私も……戦える…から…大…丈夫……」
と言ってアルよりも前に出る。
アル「あっ、うん・・・じゃあ一緒にあいつを倒そうか・・・(汗」
シレーナにかっこいいところを見せようと思っていたアルは、なにかが折れた・・・・。



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