暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と春の花達
第二幕その十一
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「そうした先生はどんどん排除していかないと」
「大変なことになってるのは事実だしね」
「さもないと大変なままよね」
「そうした先生達はどうしようもないから」
「何とかしないと」
「そう思うよ、まあそこは政治のお話にもなってね」
 先生は難しいお顔のまま言いました。
「複雑になるよ」
「日本の問題ね」
「先生はまだ日本人じゃないしね」
「国籍はイギリスのままで」
「そちらには思って言えるだけね」
「その二つだけでも素晴らしいけれどね」
 思って言える、そうしたことだけでもというのです。
「僕は政治学も学んでるけれど」
「日本のことはね」
「やっぱり日本人がどうしていくか」
「そうしたことね」
「どうしても」
「そうだよ、まあそうしたお話はそれ位にして」
 そしてというのでした。
「論文を書くよ」
「うん、今度は数学ね」
「その論文も書くのね」
「そうするのね」
「これからね」
 こう言って実際にでした、先生は数学の論文の執筆に入りました。学者さんとして論文を書くことに熱心です。
 そしてトミーにです、お家で言われました。
「先生教え上手って評判ですよ」
「学生さん達の間でだね」
「はい、とても」
 そうだというのです。
「評判がいいですよ」
「それは何よりだよ」
「何でもわかりやすくお話してくれるって」
「さもないとね」
「はい、講義をしたり説明をする意味がないですよね」
「人に教えるからにはね」
 それこそというのです。
「わかりやすいことを言わないと」
「駄目だね」
「授業がわからないと面と向かって言われても改善しないのは」
 そうした先生のことをまた言うのでした。
「もう辞めた方がいいよ」
「先生って学校の先生に厳しいですね」
「日本の先生にはそうかもね」
「酷過ぎるからですね」
「犯罪行為も異常に多いしね」
 日本の学校の先生達についてはというのです。
「おかしな思想の人も多くて」
「カルトみたいな」
「平和とか言うけれど」
 それがというのです。
「物凄く狂暴な抗議活動とかするし」
「民主主義と言いながらも、ですね」
「他の人の意見は認めず弾圧しようともして」
「戦争反対と言いますが」
「テロ支援国家は大好きだししね」
 日本の近くにある共産主義なのに世襲制の独裁体制でしかも軍隊ばかりに力を入れている国をです。
「あまりにもおかしいから」
「先生もですね」
「うん、厳しくなるんだ」
「どうしてもですね」
「酷過ぎるからね」
「日本の困ったところですね」
「どの国にも困ったところがあってね」
「日本は先生がですね」 
 この人達の世界こそがです。
「まさにね」
「最も困った世界ですね」
「そうだよ、どうしたものか」
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ