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ドリトル先生と春の花達
第二幕その十
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「あまりにも無能だからね」
「先生であるべきじゃない」
「そうなんだね」
「うん、そう思ったよ」
 その先生を見てというのです。
「酷過ぎたから」
「その授業が」
「あまりにもそうで」
「あと暴力を振るってもおお咎めなしはね」
 先生が生徒にです。
「これも酷いしおかしな思想を学生さんに吹き込むのも」
「どれもだよね」
「おかしいわね」
「日本の先生は酷いわね」
「酷過ぎるわ」
「このこともわかったよ」
 日本に来て、というのです。
「特に公立の学校が酷いね、国立の大学も」
「大学もなんだ」
「それも国立の」
「そうした大学でも」
「うん、とんでもない大学の先生もいたから」
 先生が見てびっくりする程だったのです。
「恥も外聞もない様な人がね」
「何でそんなに先生の質悪いの?日本って」
「無茶苦茶じゃない」
「教えるの下手だったり暴力振ってもお咎めなしとか」
「おかしな思想持ってたりね」
「その思想がマルクスとかカルトみたいなのだし」
「うん、戦後からみたいだね」
 日本の教育がおかしいのはというのです。
「日本の先生達の異常さは」
「ずっとじゃないんだ」
「第二次世界大戦からなんだ」
「あの戦争でイギリスは勝ったけれど日本は負けて」
「そこからなのね」
「うん、そこでマルクス思想が大きく入って」 
 そうしてというのです。
「かなりおかしくなってそのままみたいだね」
「だからまだマルクスが残ってて」
「共産主義が」
「それでおかしいままなの」
「ずっと」
「うん、それがマスコミもだからね」 
 こちらの人達もというのです。
「日本の先生達はマスコミとも一緒になっていてね」
「おかしいままなんだ」
「戦争が終わってからずっと」
「そうなのね」
「ソ連もなくなったけれど」
 共産主義のその国もというのです。
「この国ではずっと残ってるんだ」
「ソ連の影響が強い先生が」
「その人達がなのね」
「そうだよ、それでね」
 先生は残念そうに言っていきます。
「しかもそうした人達が反省もしないからね」
「自分達の考えや行いについて」
「全然なんだ」
「反省もしないでそのままで」
「ずっといるのね」
「そうした先生が残って」
 そうしてというのです。
「日本の教育をおかしくしているんだ」
「酷いわね」
「先生が聞いてもわからない様な授業する先生も酷いし」
「暴力を振るう先生もおかしな考えの先生もいる」
「そんな先生が多いとね」
「教えられる生徒さん達がかわいそうよ」
「そう、一番迷惑するのはね」
 まさにとです、先生は皆に答えました。
「生徒さん達だよ」
「教えを受けるね」
「その人達よね」
「まだ未成年だし余計にね」
「変
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