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黄金の扇子
第二章
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運でじゃ」
「大学合格ですね」
「そうだがや、これを持って受験に行くことじゃ」
「わかりました、それじゃあ」
 れいこは男からその扇子を受け取った、そうしてだった。
 扇子を自分の鞄に収めてだ、男に深々と頭を下げて礼を述べた。
「有り難うございます、それでは受験は」
「頑張って来るぎゃ」
「運も備わったからですね」
「油断は駄目でも落ち着いて受けるぎゃ、あとぎゃ」
「あと?」
「いや、スタイルもいいおなごじゃ」
 ここで急にいやらしい笑みになってだ、男はれいこに言ってきた。
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