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俺のペットはアホガール
『アホの子達が一か所に集まると…』1-5
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ても必需品だからね〜」

と教えてくれました。妙に手馴れてる感あるのは、常習犯だからか……うん、警察に通報しよう。
通報しようと思ったけど、相手は飯野先輩。その後の仕返しが怖いので止めました。しーさんにまで危険が及んだりしたら元も子もないので。

「勝手に鍵を開けたりして…大丈夫?」

そーですよ! さすがはしーさんです! 常識人の鏡です。言ってやってくださいっこの犯罪者にっ!!

「大丈夫ですよ、僕と(おわり)さんの仲ですから〜」

いやっ勝手に家の鍵開けて入って来る仲ってどんな仲ですかっ!?
しーさんとだってそんなことしませんよっ! しようとだって思いませんよ、普通っ!

「そっか。なら大丈夫だ」

「しーさん!?」

まさかの納得しちゃった!? 人を疑う事を知らない純粋でいい人なのはしーさんの良い所であり、悪い所でもあるよっ。

「………」

さっきからずっと黙り込んで考え事をしている会長。
そうだった。まだ常識人代表この人もいたんだった。最籐先輩が絡むと、変なスイッチが入っておかしなことになるからすっかり忘れてたけど、一応この人生徒会長だったっ。
さあ、会長! この準犯罪者に一言、言ってやってくださいっ!! という自分の願いが通じたのか会長はこちらを見てうんっと力強くうなづいてくれました。
やっぱりあなたは…

「最籐のお部屋へ突撃訪問して驚かせちゃいましょう!!」

「(あはっ面白くなってきた♪)お〜頑張りましょう〜」

「(終殿の部屋…ワクワクドキドキ)驚いた顔も見てみたいかも」 

最籐先輩が絡むとダメダメですね……。

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